台湾料理の老舗といえば「欣葉」台北の人気スポット「台北101」に支店をオープンした欣葉は地元でも人気老舗の台湾料理店というと、必ず名前が挙がるのが欣葉(シンイエ)。1977年創業、30年以上の歴史を誇る老舗のレストラン。市内に何店も店舗があるほか、日本の小倉や中国の北京にも支店を出しています。最近では台湾料理のほかに、日本料理やカレーなどのレストランも手掛けるほど、勢いのある企業。そのため市内各地で目にしますが、台湾料理が味わえるのは雙城本店・南西店・忠孝店・雙城會館の4店なのでご注意を。人気の理由は、手頃な価格・味・居酒屋のような気軽な雰囲気、といったところでしょうか。なかでも0時すぎまでやっている本店は、レストランの閉店時間が早い台北において頼もしい存在です。また2007年4月には、つい最近まで世界一の高さを誇っていたビル「台北101」の85階に「欣葉101食藝軒」をオープン。こちらは欣葉の高級バージョン。そのため、料金は通常の欣葉の数割増し! にもかかわらず予約がなかなかとれない人気店になっているのは、ゴージャスな雰囲気と世界でも指折りの景観が楽しめるからでしょう。行ってみたい人は、旅が決まったらすぐに予約することをおすすめします。【DATA】■欣葉(シンイエ)本店所在地:台北市雙城街34-1號交通・アクセス: MRT民権西路站から徒歩20分地図:欣葉TEL:02-2596-3255時間: 11:00~24:30予算:500元前後~(約1,600円)ウェブサイト:欣葉どこか懐かしい雰囲気に和む「梅子」ニンニクをたっぷり使った空芯菜炒めは、飽きがこないシンプルな味付け最後に紹介するのは1965年創業の老舗台湾料理店、梅子(メイズ)。日本風の名前をつけた店はどこか日本にも似ていて落ち着く雰囲気。店内の壁には日本人や地元台湾の有名人の写真がズラリと飾られています。夜中まで開いていることもあり、マスコミ業界の人にも重宝されているよう。「ゴハンのあとに軽く一杯」と欣葉と同じく居酒屋風に使えるお店です。台湾名物カラスミは大根やネギと食べるのが定番。日本のものより歯ごたえがある「おいしい?」と食事中に何度も聞きにきてくれる心配りや丁寧な接客が心地よく、庶民的ながらどこか洗練された印象もうける梅子。定番の台湾料理はなんでもそろっています。むかいには同じ名前のウナギ屋さんもあり、「こちらもよろしくね」とオーナー。ちなみにツアーなどでよく使われる南京東路の梅子もありますが、こちらは別の店です。【DATA】生け簀の魚は好みの調理法で■梅子(メイズ)所在地:台北市林森北路107巷1號1交通・アクセス: MRT中山站から徒歩10分地図:梅子TEL:02-2521-32008時間: 11:00~14:00、16:45~25:30予算:700元(約2,300円)前後~ウェブサイト:梅子有名店というとどうしても、日本人観光客が多く、異国情緒にかける……、と思う人もいるかもしれませんが、一方で、日本語が通じる、多くの人に認められた味とサービスを楽しめる、などの利点もありますよね。ローカルな店と組み合わせつつ、うまく利用してみてください。短い旅行こそ計画は綿密に、そして現地ではパワフルに。グルメも遊びも充実した旅を過ごしてくださいね!【関連記事】台湾といえば、名物小籠包もお忘れなく!台湾名物! 「小籠包」食べ比べ in 台北【関連リンク】必ず訪れたい有名店(中華)前のページへ123※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。