焼肉とバーベキューの違いって?キャンプの定番、バーベキュー最近は日本でもバーベキューを楽しむ人が増えてきました。でもバーベキューと焼肉の違いってわかりますか? 日本では「バーベキュー=アウトドア焼肉」といったイメージを抱いている人が多いのではないかと思います。実際、バーベキューで使うのも焼肉用のタレだったりして、料理としてはほぼ同じですからね。ところが本場アメリカのバーベキュー事情を見てみると、日本とだいぶ違うことに驚かされます。アメリカでは州ごとにバーベキュー協会があるほど、地域によって特徴も様々。基本的にはローストや燻製など、ゆっくり時間をかけて調理するのが主流。日本のバーベキューのように直火で焼いた肉をすぐ食べるものは「グリル」と呼んで、バーベキューと区別することもあります。やはり炭火のほうが雰囲気が出る?!また使われる肉の種類もいろいろ。主に牛肉を食べる地域もあれば、豚肉メインのところもあり、ラムやターキーを食べることもあります。またソースにこだわり人も多く、トマト・ビネガー・マスタードなどを中心にバリエーションも豊富です。また日本ではバーベキューというと、炭火を使う人が多いですが、アメリカではガスを使っている人が大半。このようにかなり気合いの入ったバーベキューをする一方で、ソーセージやハンバーグを焼いてホットドッグやハンバーガーを作るだけというごく簡単なバーベキューも人気があります。ちなみに世界の他の国を見てみると、オーストラリアでもバーベキューは人気。網やホットプレートの上で肉や野菜を焼く日本のスタイルに似ていて、バービー(barbie)と呼ばれます。また南アフリカにもブラーイ(braai)と呼ばれる伝統的なバーベキューがあり、肉を中心としたメニューがいろいろあります。ひとくちにバーベキューとバーベキューと言っても、思った以上に奥が深いんですね。次のページでは、世界の焼肉料理を一挙にご紹介します。前のページへ1234次のページへ