「恋をした、朝まで遊んだ、全世界に見つめられながら」というキャッチコピーでおなじみの映画、『マリー・アントワネット』。この映画のスイーツを監修しているのが、パリの老舗パティスリー「ラデュレ」です。今回は映画とラデュレの甘い魅力をたっぷりご紹介します。

新感覚! 『マリー・アントワネット』の魅力

マリー・アントワネット
古いはずなのに新しい! オシャレでキュートな映画『マリー・アントワネット』(C)2005 I Want Candy LLC.

14歳で結婚、18歳で即位、そしてフランス革命によって37歳という若さで処刑されるという、数奇な運命を辿った王妃マリー・アントワネット。そんな彼女の魅力をまったく新しい視点から描いた映画が、ソフィア・コッポラ監督の『マリー・アントワネット』です。

この映画の新しいところは、マリーの人生だけにスポットを当てているということ。貧困にあえぐフランス国民からは憎まれていた彼女ですが、王室の人である前に一人の女性なんですよね。気まぐれで奔放というイメージが強いマリーですが、映画では彼女の新たな一面を発見できると同時に、波乱万丈な人生を送った彼女を思って、なんだか切なくなってしまいます。

そして映画最大の見所は、その映像美。ソフィア・コッポラ監督自身もこの映画のことを「ガーリッシュなファンタジー」と表現しているとおり、ゴージャスな衣装やカラフルなスイーツが、映画をポップに演出しています。映画のなかでマリーが履いている靴を作っているのはあのマノロ・ブラニク、そしてスイーツを担当しているのが、パリの老舗パティスリー、ラデュレなのです。


100年以上の歴史を誇るパリの老舗、ラデュレ

ラデュレ
ラデュレ(C)Paris Tourist Office - Photographe : Marc Bertrand
パリの人々はもちろん、世界中にファンを持つ老舗パティスリー、ラデュレ(LADURÉE)。私もパリに行ったら必ず立ち寄るお店です。

ラデュレは、1862年にフランス南西部出身の製粉業者だったアーネスト・ラデュレ氏が、パリのロワイヤル通りに作ったパン屋さんがそもそもの始まり。現在ではパリを中心に全7店を展開。ロンドンやモナコにもお店があります。

ラデュレのマカロン
カラフルなラデュレのマカロン(C)Paris Tourist Office - Photographe : Marc Bertrand
ラデュレで必ず食べたいのは、やっぱりマカロン。映画にも大きなマカロンのピラミッドが登場しています。外はサクサク、中はやわらかいクリームたっぷりのマカロンは、ラデュレの看板メニュー。種類も多く、新しいフレーバーも随時発売されています。季節限定の味もありますよ。

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