エストニアという国、どこにあるかご存知ですか? 旧ソビエト連邦に属していたバルト三国のひとつであるエストニアは、フィンランド、スウェーデン、ラトヴィア、ロシアに囲まれたバルト海沿岸に位置しています。今回は海の幸もおいしいエストニアの首都タリンをご紹介します。

世界遺産に登録された中世の街、タリン

タリン旧市街
石畳が美しい旧市街を散策しよう
エストニアへの旅——なんていうと日本ではあまり耳慣れない国だけに、なんだかたいそうな気がしてしまうかもしれませんが、実は意外と気軽に行けます。日本からの直行便こそないものの、ヨーロッパ各都市からは飛行機ですぐ。また日本から一番近いヨーロッパ、フィンランドの首都・ヘルシンキからエストニアの首都・タリンまでは高速船を使えば約1時間半なので、北欧旅行のついでに日帰り旅行も可能です。

アレクサンドル・ネフスキー教会
丘の上にあるアレクサンドル・ネフスキー教会
そんなふうに気軽に行けるにもかかわらず、他のヨーロッパ諸国とは一味違う雰囲気を楽しめるのがタリンのおもしろいところ。1997年に世界遺産に登録されたタリンは、美しい中世の街並みやロシアらしさを感じるショーウィンドウなどユニークな魅力に溢れています。

この街へ来たら、まずは城壁で囲まれた旧市街へ。教会や修道院などの見所もありますが、ただブラブラ歩くだけでも楽しいんですよ。通りに並ぶ石造りの建物はたいていがお土産物屋さんやレストランになっていて、オープンカフェではみんな昼間から気持ち良さそうにビールを飲んでいます。とくに週末は多くの家族連れや観光客が訪れ、夜遅くまで賑わっています。


タリン人気の隠れた(?!)理由

タリン旧市街
通りではかわいらしい民族衣装を着た人がスナックを売っていたりする

マトリシーショカ
キッチュな雑貨天国でもあるタリン!
タリンに来て嬉しいことのひとつが物価の安さ。とはいえ観光客が訪れるような旧市街のレストランはそれほど安くはないのですが、スーパーなどに行ってみるとよくわかります。これは旅行者はもちろん、物価の高い北欧の人たちにとってもありがたいようで、週末には遊びにきがてらビールやタバコなどをたっぷり買い込んで帰るフィンランド人の姿もよく見かけます。

トラム
街のなかをのんびりとトラムが走る
そしてもうひとつこの街で驚いたのは、とにかくみんなかわいいということ。男女共にスリムな体型の人が多く、服装もカジュアルながらオシャレにキメている若者が多いのです。いや別にほかの街の人がかわいくないということではないですよ(笑)。

新市街には大型ショッピングセンターや広い芝生の広場などもありますが、こちらは主に地元の人が集まっていて、週末でも賑わっています。日曜日が休みの店が多い北欧と比べてだいぶ便利。北欧旅行のついでなら週末に来ることをオススメします。いい天気なら広場でのんびり過ごすのも気持ちがいいものです。

次のページでは、タリンで楽しみたい、おいしいゴハンの紹介です。