グルメ・各国料理(海外)/世界の名レストラン

マリー・アントワネットも大好きなラデュレ(2ページ目)

話題の映画『マリー・アントワネット』のスイーツを監修しているのは、パリの老舗パティスリー、ラデュレ。今回は映画とラデュレのあま~い魅力をたっぷりご紹介します。(C)2005 I Want Candy

古屋 江美子

執筆者:古屋 江美子

旅行ガイド

マリー・アントワネットのイメージはラデュレ!

カラフルでかわいい衣装にも注目!(C)2005 I Want Candy LLC.映画に度々登場するゴージャスなスイーツたち。実は映画のパティスリー・コンサルタントをラデュレに依頼したのは、ソフィア・コッポラ監督たっての希望でした。彼女がイメージする映画の雰囲気に、マカロンに代表されるラデュレのカラフルなスイーツがピッタリはまったのです。

またラデュレも、この映画について、
「ラデュレの歴史のなかに、おいしい記憶として永久に残るでしょう」
とパティスリー・コンサルタントとして参加できた喜びを語っています。

かわいいマカロン(C)LADURÉEそのほか映画に出てくるワードローブやベッドも、カラフルなラデュレのマカロンに影響をうけているのだとか。そうしたものが集まって、この映画をポップでキュートなものに仕上げているんですね。古い時代を描いているのに、むしろ新しくさえ感じさせてくれるのは、さすがです。


本場パリでラデュレを味わうには?

シックで落ち着いたサロン(C)Paris Tourist Office - Photographe : Marc Bertrand最後に、本場パリでラデュレを味わえる場所をご紹介しましょう。パリには全3軒のラヂュレがあります。美しいフレスコ画が飾られた本店ロワイヤル店(Ladurée Royale)、45人のパティスリーシェフと40人のコックが働いているシャンゼリゼ店(Ladurée Champs Elysées)、そしてデパートの中にありアクセスも便利なプランタン店(Printemps de la Mode Haussmann)です。

いずれもサロンが併設されているので、お茶やケーキを楽しめるのはもちろん、オムレツやサンドイッチなどの軽食も取ることができます。マカロン以外にもケーキやチョコレートなど、じっくり味わいたいスイーツがいっぱい! テイクアウトもできるので、サロンが混んでいるときや公園で食べたいときにはいいですね。

シャンゼリゼ店(C)Paris Tourist Office - Photographe : Marc Bertrandちなみにマカロンは形が崩れやすいので、日本におみやげとして持って帰るときは、気をつけてください。私も以前買って帰ったのですが、丁寧に運んだつもりでもだいぶ崩れていました。自分が食べるぶんにはよいですが、人にあげるお土産の場合はチョコレートなどのほうが安心かもしれません。


※2008/8/14追記
2008/7/26、ラデュレがついに日本にもやってきました! 東京の銀座三越に堂々オープンです。詳しくは洋菓子ガイドの下井美奈子さんの記事、「「ラデュレ」が銀座三越に日本初進出」をどうぞ。まずは日本でその味に酔いしれるのもいいですね!


世界で最も有名な王妃の生涯をポップに描いた映画『マリー・アントワネット』。映画を見たあとには、きっとラデュレが食べたくなっているはずですよ!

【関連リンク】
マリー・アントワネット
ラデュレのマカロン
ラデュレ
ラデュレ
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