日本で一番人気といえば、ホワイトビール!
世界で一番愛されているホワイトビール、ヒューガルデン・ホワイト(C)小西酒造株式会社 |
一番有名な銘柄はやはりヒューガルデン・ホワイト(Hoegaarden White)。1300年頃のレシピをそのままに造っているというこのビールは、薄い黄色をしており爽やかな見た目と味がポイント。基本的にどんなシーンにも合う優秀ビールです。今まさに今旬を迎えているベルギー名物のムール貝料理ともよく合いますよ。
実はこのビール、日本に輸入される場合は、スパイスなど日本の酒税法で定められている以外の原料も使われていることから、発泡酒に分類されてしまいます。でも、ベルギーではれっきとしたビールとして認識されていますので、日本で「発泡酒」という表示を見ても、驚かないでくださいね。
またヒューガルデンには、ほかに最高級の麦芽を使ったヒューガルデン・グランクリュ(Hoegaarden Grand Cru)や甘い香りのヒューガルデン・禁断の果実(Hoegaarden Forbidden Fruit)といった商品もあります。これらはスペシャルエールに分類される茶色のビールです。
ビールが苦手な人も大丈夫、ランビックビール
専用グラスもシャンパンのような形をしている。ベルビュー・フランボワーズ(C)小西酒造株式会社 |
有名な銘柄は、ベルビューのベルビュー・クリーク(Belle-Vue Framboise)やベルビュー・フランボワーズ(Bell-Vue Kriek)。チェリーやラズベリーが加わったフルーティーなビールです。味はビールという感じがほとんどないので、ビールの苦味が苦手な人も大丈夫。甘いけれどすっきりしていていてシャンパンに近い味わいですね。食前酒にもオススメです。
次のページでは、修道院でビール造り?! トラピストビールとアビィビールをご紹介します。