実はチゲだけじゃない! チョンゴル、タンも韓国鍋
テンジャンチゲのセット。ちょっとしたフードコートでもちゃんとごはんやキムチがついてくる |
ちなみに、韓国の「鍋」にはチゲのほかにチョンゴルもあります。チゲは一人用の小ぶりの鍋で煮込んだもので、チョンゴルは大きな鍋を火にかけて調理しながら大勢でつつくもの。ただし、チゲと名前がついていても、数人用の大鍋メニューの場合もあるので、お店で確かめるのが確実です。
そしてもうひとつの鍋がタン。タンは漢字で「湯」と書き、本来はスープのこと。肉や骨をじっくり煮込んだスープは、サムゲタン(鶏のスープ)のようなシンプルなスープもあれば、たくさんの具と一緒に辛く煮込んで鍋で食べるものもあります。カムジャタン(じゃがいも鍋)やポッメウンタン(フグ鍋)などが有名です。そんな数ある韓国の鍋のなかから、今回はガイドが好きな2つのチゲをご紹介します。
日本人にも大人気、スンドゥブチゲ(豆腐鍋)
トルケマウルメットルスンドゥブのスンドゥブチゲ。運ばれてきたときはグツグツ煮たっている |
地元の人にならってランチにスンドゥブチゲを食べるなら、トルケマウルメットルスンドゥブへ。チェーン店なのでソウル各地に店舗がありますが、オススメは仁寺洞(インサドン)店。観光がてら来るのにもいいし、メイン通り沿いにあるので迷う心配もありません。
セットは、6,000ウォン(約600円)というお手頃な値段なのに、ボリューム満点。メインのスンドゥブチゲに加え、豆ごはん、キムチ数種、サラダ、焼き魚がついてきます。店内はすっきりと明るく、カジュアルな雰囲気でゆっくりできます。ガラス張りの窓から通りを歩く人を見るのも楽しいですよ。
おみやげ物屋さん通りとも言われる仁寺洞。露店や屋台も多くて歩くのが楽しい |
※2008年11月、仁寺洞のお店は店舗は閉店しましたが、他店舗あり
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■トルケマウルメットルスンドゥブ
- 予算:6,000ウォン
- ウェブサイト:トルケマウルメットルスンドゥブ(韓国語)