失敗のない照り焼きは照り煮で作ろう
見た目はいいのだけれど、中まで味が染みていない、そんなテリヤキチキンの経験はありませんか。そこで失敗なく、美味しく出来るのが照り煮。しっかり煮込むから、味が染みこみ、また最後にタレを煮絡めるから、旨味を逃さず、つややかなテリも簡単に。時間が経っても、見た目、味とも変わらないので、お弁当にもおすすめです。
鶏の照り煮・梅風味の材料(3~4人分)
鶏の照り煮・梅風味の作り方・手順
鶏の照り煮・梅風味の作り方
1:
フォークで、鶏肉全体をさしていきます。
味が染み込みやすく、また肉の縮みもおさえることができます。 もも肉、胸肉を使う場合は、一口大のサイズにカットし、フォークで全体をさして下さい。2:
生姜を2、3ミリの厚さにスライスします。
臭み消しのためなので、皮は剥かなくてOK。3:
深めのフライパンや中華鍋にサラダ油をひき、中火にかけます。油が熱したら、鶏肉を皮目から入れます。約2分後、焼き色がついたら、反対に返し、また2分焼きます。
4:
水、梅干、生姜、醤油、はちみつを入れ、全体を軽く混ぜます。蓋をして、約15分、中火~弱火で煮ていきます。
梅干は崩さず、そのまま入れて下さい。5:
煮ている途中で、一度、蓋をあけ、鶏肉を反対に返します。その時、菜箸で、梅干をくずします。
6:
15分後、蓋をはずします。ここで、味をチェックしてください。梅干の塩分によって、味が若干かわるため、お好みで、しょうゆを追加しても。
火力を中火にし、時々鍋をゆすりながら、調味料と鶏肉を煮絡めていきます。調味料がわずかになったら、火を止めます。
余熱を考え、火を止めるのは、調味料がなくなる前に。火力を中火にし、時々鍋をゆすりながら、調味料と鶏肉を煮絡めていきます。調味料がわずかになったら、火を止めます。
7:
白髪ねぎや焼いたししとう、長ねぎを添えると、さらに美味しくいただけます。冷めても、テリと味がかわらないので、お弁当にもおすすめです。また、テリヤキ味がおつまみや丼物(この場合はもも肉や胸肉が食べやすい)にも、よく合いますよ。
ガイドのワンポイントアドバイス
最初に鶏肉をフォークでしっかりさしておけば、火の通り、味の染み込みがよくなります。また肉の縮みも少なくなります。梅干は煮てから、崩すので、そのまま鍋に入れてください。今回使用の梅干は種込みで60g、塩分濃度15%。お使いの梅干の塩分、甘みによって、味が変わってくるため、味をチェックし、お好みでしょうゆを追加するなど、調整してください。調味料を煮絡める照り煮ですが、調味料がわずかになったら、火を止めましょう。余熱でも煮絡みます。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。