世界遺産/中国の世界遺産

黄龍/中国(5ページ目)

刻一刻色を変える湖沼は黄色い石灰棚に囲まれて、石灰棚は龍の鱗のように積み重なり、山から落ちる川はまるで天へと翔ける龍を思わせる。今回は4,000年も前から神龍伝説が伝わる中国の世界遺産「黄龍」へご招待!

長谷川 大

執筆者:長谷川 大

世界遺産ガイド

黄龍への道

争艷池群

厚い石灰棚が美しい争艷池群。この区域には数百の石灰棚がある

■エアー&ツアー情報
黄龍の起点は四川省の省都、成都。中国国際航空や全日空が成田から直行便を出しているほか、北京、上海、広州、ソウルなどを経由する様々な便がある。格安航空券で7万円前後から。ツアーは5日間18万円前後からで、ほとんどのツアーで九寨溝を一緒に回る。

成都から黄龍はだいたい400~500kmほど。バスだと10時間強かかるが、飛行機なら1時間前後で四川九寨黄龍空港に到着する。空港から黄龍まで1時間前後。九寨溝までは3時間程度。

■周辺の世界遺産
実は成都の周辺は世界遺産の宝庫。「黄龍の景観と歴史地域」から約100kmほどで「九寨溝の景観と歴史地域」「四川ジャイアント・パンダ保護区群」があり、成都から黄龍の間には「青城山と都江堰灌漑施設」という世界遺産もある。さらに成都から日帰り圏内には「峨眉山と楽山大仏」「大足石刻」がある。

黄龍のベストシーズン

迎賓彩池

黄龍入り口付近にある迎賓彩池。遊歩道を登るほどに色彩は多様になっていく

標高3,000mを超える高所にあって雪に埋もれることから、11~3月の見学は厳しい。

観光シーズンの中では、春は新緑と花、夏は水量がもっとも豊富で水がもっとも色を増し、秋は黄葉・紅葉と、それぞれに見所があり、甲乙つけがたい。ただ、一般的には気候的に暖かく、水量が豊富で水もきれいな7~9月の夏がベストシーズンとされている。

世界遺産基本データ&リンク

仙女池

黄龍、九寨溝双方にほど近い神仙池の仙女池。実はこの辺り一体でこのような美しい景色が見られ、地域全体の保護を求める声もあがっている

【世界遺産基本データ】
登録名称:黄龍の景観と歴史地域
Huanglong Scenic and Historic Interest Area
国名:中華人民共和国
登録年と登録基準:1992年、自然遺産(vii)

【関連記事&サイト】

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