活火山の島、サントリーニ
サントリーニ島で最大の街、ティラの街並み。断崖絶壁の上に白い稜線を描いている。©牧哲雄 |
サントリーニ島をGoogle MapやGoogle Earthで見ると、島が三日月状になっているのがよくわかる。
■サントリーニ島:Google Map
■サントリーニ島:Google Earth
実はサントリーニ島は島自体が火山で、水中には山があり、頂上の噴火口だけ水面に突き出す格好になっている。まん中のネア・カメニ島は活火山で、いまだ活動を続けている。
この火山は昔から数千年おきに噴火を続けているようで、特に紀元前15~17世紀前後に起きた噴火は規模が大きく、このとき山が吹き飛んで現在のような形になった。
1956年、この火山はふたたび大噴火を起こし、街は壊滅状態に。実は現在の街並みはそれ以降にできた、新しいものなのだ。
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