行きたいけど行けない
トイレに行きにくい雰囲気もあります |
一度かかると再発しやすい面倒な病気、それは尿路感染症。尿路とは尿が作られるところから排泄されるまでの経路。なので、尿道炎・膀胱(ぼうこう)炎・尿管炎・腎盂腎炎(じんうじんえん)などをまとめて、尿路感染症と呼ばれています。
具体的には、排尿時の痛み・頻尿感(頻繁にやってくる尿意)・残尿感・下腹部の痛み・血尿・尿の濁りなど、不快な状態が続いてしまいます。そして、頻繁にトイレに駆け込まなければならなくなったり、トイレに入っても痛くて排泄しにくいなど、つら~い状況になってしまうのです。
そんな尿路感染症。他人事ではない女性は多いようです。20~50代の場合、細菌による尿路感染症は、なんと男性の約50倍!実は、女性の体の構造が、男性より尿路感染症になりやすい形なのです。
女性は、細菌の多い肛門と尿の出口が近くにあります。それだけではなく、膀胱から尿の出口までの尿道の長さは、男性が15cm以上あるのに対し、女性5cm以下。とても短いのです。このため、女性は、尿道を逆流した細菌が膀胱炎を起こす割合が男性より高くなってしまっているのです。
でも、嘆いてばかりもいられません。そんな、人には言えないトイレのお悩みを予防してくれるパワーを持っているのが、赤くて小さなクランベリーなのです。
次のページではクランベリーのパワーを紹介します