ハーブの水栽培

スーパーなどで売られているハーブ類。左から、クレソン・ミント・オレガノ・香菜。

お肉をグリルするだけといった簡単な料理でも、アクセントにハーブを使うだけでワンランク上の品格が出ることがあります。そんな不思議な力を持つハーブですが、スーパーなどで売られているパック入りのハーブって、多すぎて使い切れなかったことありませんか?

また、ミントのような、デザートなどにちょっとだけ添えたいようなものは、手近なところで栽培していれば、手軽にちぎって使うことができますね。 そこで、スーパーで売られているパック入りのハーブを利用して育てる方法を紹介します。ハーブを育てるというと、涼しい気候の場所で、苗や種からを土で育てる姿を想像しますが、食卓にそのまま出して、気軽に使えるように、水栽培で増やす方法を考えてみました。
   

ハーブやミントを水栽培!

ハーブの水栽培
 
使い切れなかったハーブは、とりあえず水にさしておくと、数日で新芽が出はじめます。写真は、オレガノとクレソン。オレガノは、パックから出した直後は、写真のようにしんなりとしてしまっていますが、数時間で先端まで水が行きわたり、一週間ほどで新芽が大きくなりはじめます。
この方法は、ミントやバジルにも使えます。
 

水栽培のポイント

水栽培のポイントは、この3つ。
  • 水に葉がつからないよう、下部の葉は取り除いておく。
  • 茎の下部をよく切れるハサミで切り直し、切り口を新鮮にしてから水に入れる。
  • 水が腐らないよう、こまめに取り換える。
 
オレガノとミント
 
左側は、1週間ほど経ったオレガノ。かなり大きくなりました。右側の牛乳瓶に入っているのがミント。このように茎の長いミントなら、水栽培が可能です。





さて、香菜のように根っこのあるものはどのようにするのか?
 

根っこのあるものはセラミスで

香菜など、根っこ付きで売られているものは、根っこと新芽の部分を使って、セラミスで栽培してみましょう。セラミスとは、ドイツ生まれの顆粒状粘土です。多孔質の粒が水を吸収・保持し、適度な通気性を保ってくれるので、セラミスを使う水耕栽培は、初心者でも失敗しにくい方法です。

 

セラミスを使った栽培方法

セラミスとミリオン
 
セラミスグラニューとミリオン(根腐れ防止剤)を用意します。左の白い顆粒がミリオン、右の素焼きの粒のようなものが、セラミスです。

ミリオンとは?ミリオンの詳しい説明はこちら。
ソフト・シリカ株式会社
 
ビンにミリオンとセラミスを入れる
 
びんの底に、ミリオンをひとつまみ敷き、その上にセラミスグラニューを2cm程度入れます。
 
香菜を植える
 
根っこと新芽を適当に残した香菜を、立てるようにして、その周りにセラミスグラニューを入れて、水をたっぷり染み込ませればOKです。





栽培中のポイントは、水が完全に無くなったら足すようにすること。ですから、水の状態がわかりやすい、透明なビンを使うのがおススメです。常に湿った状態にせず、湿った状態→乾燥した状態→湿った状態を繰り返すことで、植物の生長をうながします。
 
生長した香菜
 

10日ほどすると、このような状態に。
最初に見えていた大きな葉はしなびてしまいましたが、内側から新芽が伸び、モリモリと生長してきています。

この方法は、挿し木にも応用できます。
 

セラミスを使った挿し木

この方法を応用して、挿し木にも挑戦してみましょう。
ミリオンを使った挿し木
 
ミリオンをひとつまみ入れたビンにセラミスを上部まで入れ、水をたっぷり染み込ませておきます。
そこに、適当に切ったハーブを挿します。
 
挿し木のハーブ
 

日当たりの良いところに置き、10日ほどすると、こんな感じに。おそろいのビンで、いろいろなハーブを育てて、調味料のように使いこなしてはいかがでしょうか?

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