クリスマスに、街路樹や公園の樹木を電飾することが一般的になるとともに、自宅の庭もイルミネーションで飾る方が増えてきました。樹木にイルミネーションする際は、樹木の形が、そのままイルミネーションのラインとして活かされることが、美しく見せるポイントです。具体的に手順を解説します。
 

自宅の樹木のイルミネーションを美しく仕上げるコツ

美しいイルミネーションに仕上げるコツとは、電球の下端の高さを揃えること。そして、枝の先端にきちんと電球がつくように留めることです。

たとえば、何本かの樹木にイルミネーションするときは、それぞれの樹木の電球の下の端の高さを揃えます。NGなのは、枝の先端に電飾を伝わせて、そのまま隣の枝へ連続させること。枝の先と先が直線で結ばれるようになり、樹木の本来の形が活かせなくなってしまいます。このようなことを頭に入れながら、早速、電飾を取り付けていきましょう。
樹木のイルミネーション飾り方 ヤマボウシの株立を飾り付け

ヤマボウシの株立にイルミネーションを飾り付け

今回電飾するのは、こちらの木。ヤマボウシの株立で、高さは3m弱です。使用する電球は白色のLEDで、1本につき140球ついているものを4本使用しました。1本の木につき電飾が2本以上必要になりそうな場合は、途中でつなげられるよう「連結可能」と書いてある商品を選ぶようにします。その際「○本まで連結可能」と連結できる本数が制限されていますので、その部分もよく確認しておきます。
 

自宅の樹木のイルミネーション飾り方・取付け方

■手順1.スイッチボックスを樹木の根元に取り付ける
このとき、正面から見えないよう、裏側に取り付けると、より、美しく仕上がります。
自宅の樹木へのイルミネーション飾り方・取り付け方・巻き方 手順1

自宅の樹木へのイルミネーションの取り付け方の注意点は、まずスイッチボックスが正面から見えないようにすること


■手順2:スイッチボックスのすぐ上から電飾を取り付け始める
自宅の樹木へのイルミネーション飾り方・取り付け方・巻き方 手順2

自宅の樹木へのイルミネーション飾り方は、「バインド線」を使って、スイッチボックスのすぐ上から取り付けスタート

写真のようにスイッチボックスから電飾の端までの間のコードが余ることがありますが、このときは余らせておいて、最後に処理することにします。

電球を留めるのには「バインド線」という材料を使用します。銅線が黒い樹脂で覆われている、電気工事で使用される材料です。電飾を買うとよく、つるつるとした緑色の針金がついていることがありますが、樹木の幹は決して緑色ではないので、かえって目立ってしまうことがあります。また「インシュロック」という樹脂製の電材で留める方法も紹介されていますが、これもあまりおすすめできません。庭のフェンスなどの構造物に固定する場合には向いていますが、伸縮しない素材のため、きちっと固定されすぎるので、樹木のことを考えると良くないからです。

ここまでできたら、あとは樹形に沿って電飾を取り付けていくだけです。

■手順3:電球のラインを枝に沿わせていき、枝の先端に電球を合わせて、折り返していく
自宅の樹木へのイルミネーション飾り方・取り付け方・巻き方 手順3

枝の先端に電球を合わせます

ちょっと葉に隠れてしまっていますが、コードがひゅるっと出た、その先端に電球がついています。

手順4:枝の両側にコードが伝わるようにする
コードがたるまないように、途中で、適宜止めていきます。
自宅の樹木へのイルミネーション飾り方・取り付け方・巻き方 手順4

コードがたるまず、枝の両側に伝わるように


■手順5:さきほど取り付けた位置まで戻ってきたら、次の枝に移る。手順2~5を繰り返す。 
自宅の樹木へのイルミネーション飾り方・取り付け方・巻き方 手順5

手順2~5を繰り返すと、このようになります

途中で電飾が足りなくなったら、次の電飾と連結させます。このようにして、手順2~5を繰り返していくと、樹木の下端は写真のような状態になります。

■手順6:余らせていたコードをまとめて、電源につなぐ 
自宅の樹木へのイルミネーション飾り方・取り付け方・巻き方 手順6

余らせていたコードは目立たないようにまとめます

余らせていたコードは、目立たないようにまとめましょう。電源につなげたら、完成です!
 

夜、暗くなってからイルミネーションの最終チェックを

自宅の樹木へのイルミネーション飾り方・取り付け方・巻き方 完成

自宅の樹木へのイルミネーションを本当に美しく仕上げるためには、暗くなってから最終チェックするのが大切

プロがイルミネーションする場合は、暗くなるのを待ってから、チェックしたり手直ししたりということもあります。みなさんも、取り付け終わっただけで満足してしまわないで、夕方にチェックして、もう一度手直しをしてみましょう。すると、より完璧に仕上がるでしょう。

また、電飾の基本的な扱い方は、その種類やメーカーによって違いがありますので、それぞれの説明書を、よく読んでから取り付け始めるようにしてください。

 
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