ハーブティーって?
癒されたい人にも、健康を維持したい人にもおすすめ
ハーブティーってどんなイメージですか? ハーブティーって聞くと、なんか体によさそう、オシャレな感じがする、反対に、飲みにくそう、においがダメという声を耳にします。
ハーブって何?
ハーブの一例。写真はレモンバーム
Herb は、ラテン語で “herba”、草を意味しました。その後フランス語を介して、英語に変化してherbとなったようです。
現代の解釈では、一般に、「生活のなかで役立つ香りのある有用な植物」をさしています。薬として用いられた長い歴史を持ち、現代でも同じく、健康な体を維持するために活用されています。また、料理や、化粧品、クラフト材料などにも広く用いられているので、生活の中で、気付かないうちに、ごく自然にハーブに触れているといえるでしょう。
ハーブってすごく身近なもの
たとえば、新年を迎えていただいたお屠蘇。お屠蘇には数種類のハーブが用いられています。肉桂(ニッケイ)、山椒(さんしょう)、乾姜(かんきょう:ショウガを乾燥させたもの)など、お屠蘇に使用する素材はいろいろありますが、ハーブが入っています。そして1月7日に食べた、七草粥に用いられるセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロも日本のハーブです。生活の中でごく普通に取り入れているってわかれば、それだけでもぐっと身近に思えてきますよね。
ハーブティーってどんなものがある?
花、葉、根など、有用植物の様々な部分が使われます
では、ハーブティーってどんなものでしょう。シングルハーブとして日本で売られている代表的なものは、カモミール、エキナセア、エルダーフラワー、ハイビスカス、レモンバーム、ワイルドストロベリーなど、それでもここで挙げきれないくらいたくさんのハーブティーがあります。それぞれ、香り、味に特徴があります。中には、香りや味に個性のあるハーブもあります。
嗜好性の高い紅茶やコーヒーと比べると、ハーブティーは体への作用も期待して飲まれることが多い点で、少し状況が異なります。
次回記事では、「ハーブティーを飲んでみよう」と題して、最初に飲んでほしいハーブティーについて掲載します。