大根の栽培方法・育て方とは……種まき・収穫時期

大根の栽培の仕方

「煮てよし、漬けてよし、生でよし」の大根

大根は、春に種をまいて、6月以降に収穫する「春まき」と、5月以降に種をまいて8月頃に収穫する「夏まき」、そして、9月頃に種をまいて11月以降に収穫する「秋まき」の3季で栽培することができますが、害虫が少なくなってくる季節に育てる「秋まき」が、いちばんラクに栽培できます。
 
 

大根の栽培スケジュール

ダイコンundefined栽培カレンダー

※3季で栽培することができるダイコンですが、ここでは代表的な「春まき」と「秋まき」を表示しています

東京近郊なら、春まきは3月上旬から4月中旬までがベスト。秋まきは9月の第2週頃がベストシーズンです。
 

大根の種まき前の土作り

大根は、ご存じの通り大きな根が地中深くに入って行く野菜です。畑の中に石や土の塊などがあったりすると、タコ足状態になってしまったり、曲がってしまう原因になります。大根栽培の準備は「大根十耕」といわれ、とにかく深く充分に耕すこと。クワだとそれほど深く掘ることができないので、スコップを使って充分に土を掘り返し、小石や土の塊を取り除きましょう。

また元肥として、たい肥や米ぬか、鶏ふんなどを入れますが、これも、根に触れてしまうとタコ足の原因となってしまいます。畝の両サイドの根に触れない位置で、どの深さにも肥料が行き渡るよう、まんべんなく混ぜておきましょう(参照:家庭菜園の肥料の種類と使い方)。
 

大根の種まき方法

広い畑の場合は、60cm程度の幅で畝をたて、1列に種をまいていきます。覆土は5mmくらいでOKです。土をかぶせたあとは、乾燥を防ぐため軽く手でたたいておきます。スペースの関係ですじ状に畝をつくることができない場合は、30cm間隔で、1か所につき4から5粒ずつ種をまきます。
 

大根の間引き・手入れ方法

発芽は、そのときの気温などにもよりますが、早ければ3日後、遅くとも1週間後には双葉がでてきます。これが、いわゆる「貝割れ大根」ですね。本葉が2枚ほど出はじめたら、1回目の間引きを行います。すじ状に種まきした場合は、半分くらいの株数に、また、1ヵ所に4から5粒ずつまいた場合は、1ヵ所につき2本に減らします。本葉が7から8枚くらいになってきたら、2度目の間引きを行い、その後2週間くらいで3度目の間引きをします。最終的に、30cmに1本くらいの間隔になるように調整していきます。
 
ダイコンundefined収穫時期

このように葉がピンと立ってきたら収穫のタイミングです。

間引きをした葉は、サラダや炒め物などにすると美味しくいただけます。ある程度育ってくると、根の部分も10cmくらいに生長し、ミニ大根のようになって見た目にもカワイイものです。

種をまいてから70日程度で収穫ができるようになります。横に広がるように伸びていた葉が立ちあがってきたら、収穫のサインです。葉の中心から花芽が上がってくる(塔がたってくる)と、大根の部分も固くなってしまうので、その前に収穫するようにします。また、秋まきの場合は、気温が10度以下になってしまうと生長が止まってしまうので、その前に収穫を終えるようにしましょう。
 

大根をプランターで育てる栽培方法

紅芯大根

写真のような紅芯大根などはプランターでも栽培可能

通常の大根は、根が40cm以上になるため、普通のプランターで育てることは難しいですが、辛味大根のような短い品種や、中国の紅芯大根のような丸い品種なら、プランターでの栽培も可能です。また、「葉ダイコン」といって、葉を食べる目的のために改良された品種もあり、ベビーリーフの種にミックスされていることもあります。また、貝割れ大根は、ご存じのとおり、ダイコンのスプラウト。水耕栽培で簡単につくれます。畑にまいた種の余りを使い、今度はキッチンで貝割れ大根に挑戦してみるというのも良いかもしれません。

また、ラディッシュは、小さなカブのような形をしていますが、「二十日大根」というとおり、これも大根の仲間です。短期間で簡単に育てることができます。ラディッシュの育て方はこちら。

【関連記事】

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。