ゴミとして捨ててしまう野菜くずを使って土なしプチ菜園を!

土なしプチ菜園の作り方

植物の驚くべき生命力

ガイド記事アボカドの育て方!種から育てた50日間栽培記録では、普段は捨ててしまうアボカドの種を水栽培、土に植え替えるまでをご紹介しました。今回は、それと同様に普段ならゴミとして捨ててしまうような野菜の一部を栽培して、再び食卓にご登場願おうというものです。

ガーデニングを嗜んでいる方なら、植物の持つ驚くべき再生能力を目の当たりにするが多いことでしょう。園芸用語で言うところの「挿し木・挿し芽」が良い例です。切った枝を土、あるいは水に挿しておくだけで根が出て成長していく様をみるたびに感動するとともに、つい「これが人体だったらホラー映画!」などと余計なことを考えてしまいます。
キッチンがリサイクル野菜でミニ菜園に!

キッチンがリサイクル野菜でミニ菜園に!

ホラーの話はさておき、野菜だってこの植物の再生能力を持ってすれば立派に生育を続けられます。ということで、にわかにキッチンが再生野菜たちで賑やかになってきました!
 

土なしプチ菜園、まずはヘタ栽培から

人参のヘタから伸びる葉

人参のヘタから伸びる葉

手始めは超お手軽水栽培、主婦(夫)ならきっと一度は試したことがあるはず!の「根菜のヘタ栽培」です。使うのは、切り落とした大根のヘタや人参のヘタ。これを水を張った小皿に乗せるだけ、というもの。

管理も簡単、毎日お水を取り替えてあげるだけで、やがて葉っぱが伸びてきますので、程よいところでカットして添え物にしたりお味噌汁に入れたりしていただくことができます。
ヘタ栽培の大根の葉

大根の葉もこの通り!

お皿から緑の葉っぱが伸びている様子はとても可愛いく、キッチンの癒やしグリーンにもなります。
 

水耕栽培で三度は楽しめる豆苗

豆苗のパッケージ

パッケージも要チェック!

お次は、一度買えば三度は楽しめる「豆苗」です。
水栽培で三度も楽しむなんてことをしたら栽培農家さんが困るのでは?と、少しやましい気持ちもありましたが、安心してください。ちゃんとパッケージにも「水栽培で楽しめます」と書いてありました。なんて太っ腹なんでしょう!

さっそく水を張った保存容器に、豆苗の根の部分を入れました。ポイントとしては初めに使う際に、茎の長さをあまり短くしないことです。全体の1/3~半分くらいの長さを残して、マメが浸りきらない程度の水に浸しておきます。毎日水を取り替えて管理、数日で再び緑の茎葉が伸びてくるので、キッチンバサミで収穫しましょう。
豆苗

どんどん伸びる豆苗の芽

三度めともなると茎も細くなってしまうので最後の収穫をして、塊となった根の一部をブロック状にカットしてプランターに植え替え、ベランダなどでサヤエンドウを育ててみてもいいですね。
 

手軽な水耕栽培におすすめの野菜

フラワーベースで発根中のバジル

フラワーベースで発根中のバジル

ガイド記事【インドアガーデニングのヒント】で既出のものですが、根付きのセリやミツバはお手軽水耕栽培にもってこいの野菜です。普段の食卓に欠かせないネギも水を入れたコップに立てておけば葉の部分が伸びてくるので、薬味くらいには使えます。

ポイントは毎日の水替えと、浸す水の量。セリ、ミツバ、ネギなど柔らかい植物は、水に浸かった部分がフニャフニャになって腐りやすくなるので注意しましょう。
またハーブのバジルミントは、カットした茎を水に挿しておくだけで発根するので、お試しを!
 

こんな野菜も水栽培で育てられる!

冒頭右のチヂミ菜、十日後の様子

冒頭右のチヂミ菜、十日後の様子

ヘタ栽培同様に、一部を水に浸けておくだけで再生する野菜はまだまだあります。

葉物としてはチンゲンサイやコマツナ、チヂミ菜などの緑黄色野菜が挙げられます。記事冒頭の三種並んだ野菜の右端は、チヂミ菜の根元4センチくらいを水を張ったココット皿に立てておいたもの。その十日後の様子がこちらです。立派に葉っぱが復活していますね。
キャベツの芯から根が出てきた

キャベツの芯から根が出てきた

またキャベツの芯も底の部分を水に浸けておくと、やがて葉っぱが伸び発根してきます。
 

土なしプチ菜園をもっと極めたいなら……

ここまでご紹介してきたものは、いずれも収量としては青み程度。プランター植えや菜園のようにガッツリ収穫できるものではありませんが、キッチンに癒やしのグリーンを取り入れつつサッと手軽にできる植物栽培として楽しんでいただければと思います。

せっかくやるなら、もっとちゃんと収穫したい!という場合は、水耕栽培用の液体肥料を使ってみましょう。グッと生育がアップして、菜園らしさが増すはずです。

水耕栽培に関するHow to本もたくさん出版されていますし、屋内でクリーンに野菜栽培をすることができる「水耕栽培キット」なども市販されていますので、こちらも参考にどうぞ。

いかがでしたか?キッチンにもほんのちょっとの緑があれば、毎日の家事もきっと楽しくなるはず!さらに摘んで料理に利用できるリサイクル・プチ菜園、ぜひ試してみてください!
 

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