コートを着る際のルール・マナーを解説

冬ならではのおしゃれのコート。着ている時も、扱う時もエレガントに……

コートのおしゃれは素敵な着こなしの方が多いですが、扱い方や脱ぎ着の際の立ち居振舞いまで美しくできてこそ本当のレディ。
「コートは玄関先で脱げばOKでしょ」「コートって、いつも扱いに困るのよね…」そんな方は、今いちど、コートのマナーをチェック。この冬は、あなたもコートマナー美人を目指しましょう!
 
  素敵なコートを着たら、脱ぎ着の立居振舞いもパーフェクトにしたいものですね。パーティー会場やホームパーティー、レストランのお食事会などの場面で、ぜひエレガントに堂々とこなしてみて下さい。
 

コートは玄関で脱いではいけない!?

靴のまま入る欧米スタイルでは、日本のように玄関に靴の脱ぎ場がありませんね。ですから、「どうぞお上がり下さい」 という意味の言葉が、「コートをお預かりします」 となるのです。

「どうぞお入り下さい」と招き入れられる前に、靴を脱いでしまうような日本人はいないのですから、玄関に入る前に既にコートを脱いでチャイムを押したり、勧められていないのに脱いでしまうのもマナー違反です。レストランやパーティー、欧米スタイルのお宅への訪問の際、ご参考にして下さい。
 

もったいない! レディは脱ぎ着もお任せ

パーティー会場やレストランにおいて、係の方、もしくはホームパーティーなどのホストやホステスの方にコートをお預かり頂く時、または、男性とご一緒の場合、サッサと自分でコートを脱いではいませんか? デキるスタッフや男性なら、必ずあなたのコートをスマートに脱がせて下さるでしょう。

こんな話があります。パーティーマナーや訪問マナーをよく知らない日本人の方が、アメリカでホームパーティーに招かれた時のこと。普段のように自分でコートを脱いでしまいました。すると、その家のホストの方が、 「そんなに素敵なコートを、自分で脱ぐなんてもったいない事だよ」 と言って、さり気なくマナーを教えて下さったそうです。なるほど、納得、のお話ですね。

以前私も、アメリカの友人宅へお招き頂いた時、最初に出て来たティーンエイジャーの坊ちゃんが、「コートをお預かりします」 と、実にスマートにお手伝い下さり、お部屋まで案内して下さったのには感激しました。 「あ、ちょっと待って下さい…… ママー、お客さん!」 なんて言う日本の少年も、見習って頂きたいものです!
 

コートはお目にかかる前に脱ぐのがマナー

目上の方のお宅へのご訪問や、会場などでお会いする際には、コートを着たままや、手袋やマフラーをはめたままでの挨拶は、礼儀違反となってしまいます。玄関先だけで、家の中へ入る予定がなくても、コートを脱いでチャイムを鳴らす、が基本です。
 

ビジネスシーンでも要注意!

取引先の会社への訪問や接待の際は、お会いする前にコートやマフラー、手袋類はきちんと脱いでおくのが鉄則です。時間厳守や名刺の準備も完璧に!

名刺交換について知りたい方は今さら聞けない名刺の扱い方を参考にして下さい。

コートを手に持つ際、また、カフェなどで軽くたたんで椅子に置く際、あなたは美しく振舞えていますか? 裏側にひっくり返してから中央から二つ折り、表のままで中央から二つ折り、襟ぐりの中央を摘んでから適当に腕に掛ける……ここではスマートに、そして簡単にできるコートの持ち方とたたみ方をご紹介いたします。
 

コートの持ち方:コートを腕に掛ける

1.コートの両肩の内側に、それぞれ両手を入れます。

2.そのまま左右の手を合わせ、コートを半分に折ります。

3.右側の手は入れたまま、左側の手をクルッとひっくり返し、左側の肩部分を裏にしながら、表のままの右側肩の部分に乗せます。(もちろん左右逆でも可)

4.表地に汚れなどが付かない、裏向きのきれいな二つ折りになりましたね。こちらを腕に掛けて持ちましょう。慣れると一瞬でできてしまいますよ。
 

コートのたたみ方:コートをたたんで置く

上記で説明した「コートを腕に掛ける」の続きの動作です。

縦二つ折りにした次に、コートの丈に応じて三つ折や四つ折にしますが、ここで気をつけたいことがあります。後でコートを着る際、ポケットに入っていた手袋や小物などが落ちてしまうこと、ありますよね。そこで、ジャバラ折りにして置いておくと、サッと持ち上げて着る時にも、そのような心配が少なくて済みます。

これは、クロークなどでハンガーに掛けずに、たたんでお預かりする際にも行われている方法のようです。

【関連記事】
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。