ロストバゲージの際使える英語
ロストバゲージの際、必要な英語とは
こんな形のものもbaggageと言ってOK
■My baggage didn't come out.
(マイバギヂディドンカマウ/私の荷物が出てきません)
飛行機に預ける荷物は、大小にかかわらずbagではなくbaggageまたはluggageというのが習慣です。
さて、claim tagにはコードが書かれていて、係の人はコンピューターで荷物の居場所を探してくれます。間違えて別の便に乗せられ、まったく違う場所に行ってしまったということが多いのですが、そんな場合、係員がこんなことを行ってきます。
■Your baggage is now in Frankfurt.
(ユアバギヂィズナウインフランクファート/あなたの荷物は今、フランクフルトにあります)
■It'll arrive here in a few days.
(イトルアライヴヒアインナフューデイズ/数日後にここに着きます)
■Could you tell us where you're staying?
(クドューテラスウェユアステイイン/どこに滞在されるか教えていただけますか)
in a few days(数日後)やwhere(どこに)が聞き取れれば、何とか話についていけるでしょうか。でも、「数日」もかかると困ることだってありますよね。ここは、英語が苦手な人のがんばりどころ。
着替えを買ったら補償してくれる?
空港で荷物が出てこない! 係の人は「2~3日で着く」なんて言ってますが、もう明日には別の場所へ移動するのに…なんていうことも、よくありますよね。初級の人はよく、「”困ります”って英語で何ていうんだろう?」なんて悩んでしまうようですが、英語では困った状況になったときは、Oh, no!と言うと、とてもよく感じが出ます。それから「”移動する”は…?」なんて考え込む必要はありません。英語では”場所”を表現するときの最善の動詞は、be動詞なんです。例えば、こんなふうに言います。
■I won't be here in a few days.
(アイウォンビヒアインナフューデイズ/数日後には、ここにいません)
■I’ll be in Paris in a few days.
(アイルビンパリスインナフューデイズ/数日後には、パリにいます)
こう言えば、滞在先へ転送してくれるかもしれません(どこへでも、というわけにはいかないでしょうが…)
次に、自分の名前や滞在先のホテルなどを書類に記入することになりますが、こういったものは、いつでも参照できるよう、あらかじめ英語で書かれたものを持っておくといいですね。
さて、ロストバゲージがあると、当然、「着替えがない」とか「歯ブラシがない」など、いろいろ不便なことが起こります。こういう場合、航空会社が洗面用具をくれたり、当面必要なものを買ってレシートを持っていくとお金を払ってくれたりといったケアがあるようですが、これも聞いてみないとわかりませんね。今まであまり難しい単語は使ってきませんでしたが、ここは事態をはっきりさせるため、compensate(補償する)という動詞を使ってみましょう。
■I need to change my clothes. Could you compensate for that?
(アイニートゥチェインヂマイクロウズ。クドューコムペンセイトフォーザト/着替えが必要なんです。補償してくれるんですか?)
すると、こんな答えが返ってくるかもしれません。
■Please buy the things you need and send us the receipt.
(プリーズバイザスィングズユニードアンセンダスザレシート/必要なものを買って、レシートを送ってください)
ちなみに、ヨーロッパの会社を対象にした調査によると、イギリスのブリティッシュ・エアウェイズの場合、乗客43人につき1人が、ロストバゲージしているとのこと。しかし、その荷物がまったく失われてしまう確率は0.05パーセント未満とのことなので、辛抱強く待つことにしましょう!
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