海外旅行中に知り合った方、ホームステイなどでお世話になった方などに英語でお礼の手紙を出したいときの基本項目をまとめました。書き出しから結びまで例文を紹介しているので、必要に応じて多少の変更を加えるだけで使えます。ぜひ、参考にしてみてください。

書き出しは必ず“Dear” でなくてもいい?

英語の手紙

手紙は荷が重い、という方はグリーティングカードを送ってみては?短くても心のこもったものであればきっと喜ばれるはず

手紙は、まず『xxさんへ』から始まりますよね。“Dear xxx,” と書くのが一般的ではありますが、友達や親しい間柄の人には、下記のようにカジュアルに始めてもOK。もちろん、“Dear xxx,”と書いてもよいのですが、少しフォーマルなニュアンスになります。

David,
Hi David,

上記のように、前に何も付けずに名前だけ(姓は使用しない)で呼びかけたり、話し言葉のように“Hi” を付けるのもよいですね。

一方、留学先の教授や目上の方など、普段から、”Mr.” “Mrs.” “Miss” などを付けて苗字で呼ぶ間柄の相手の場合は、フォーマルに”Dear Mr. (Mrs., Miss) xxx,” とするのが自然です。

取引先や履歴書を提出するときなどを含め、相手が特定できない(誰に読まれるか分からない)ときはこのように。

Dear Sir or Madam,”
「御中(会社名は使いませんが、あえて日本語にするならこのようなニュアンス。相手が男性か女性かも分からないのでこのように書きます)」

"To whom it may concern,"
「関係者の方へ」

ご存知のとおり、呼びかけは必ず『, (コンマ)』で終わり、そのあと改行をするようにしてください。

導入は簡単な挨拶文から

日本語では『お元気ですか?』と始めるのが主流ですが、英語でも同じです。

Hope you (and your family) are doing well.
「(ご家族の皆さん、)お元気でお過ごしのことと思います」

Hope all is well with you.
「お変わりなくお過ごしのことと思います」

How are you doing? I am (we are) doing good.
「お元気ですか?私(たち)は元気にしています」

How have you been? Did you have a nice xxx?
「いかがお過ごしでしたか? 楽しいxxx(vacation, holiday, etc.)でしたか? 」

Time flies. It’s already xxx!
「光陰矢の如し。もうxxx(季節や月を入れましょう)になりますね」

天気や季節のことを書くのもよいでしょう。

How is the weather there? It’s been very cold here in xxx.”
「そちらの気候はいかがですか?こちらxxxでは、最近とても寒いです」

We are having an exceptionally hot summer in Japan.
「日本では、この上なく暑い夏を迎えています」

お世話になった方へのお礼の書き方

あいさつ文のあとは、さっそく本題に移りましょう。留学やホームステイ、または旅行中にお世話になった方へのお礼を想定して例文を紹介します。

Thank you for your hospitality during my stay.
「滞在中は親切にしていただき、ありがとうございました」

I wanted to say thank you for your kindness.
「親切にしていただき、お礼を申し上げます」

It was so nice of you to take us around when we visited.”
「立ち寄った際、いろいろ案内していただき本当に感謝しています」

I really appreciate your introducing the wonderful local shops and restaurants.”
「地元の素敵なお店やレストランを紹介していただき、本当にありがたく思っています」

そのあとに、自分が感じたこと、その出会いによって特別な体験ができたことなどを付け加えるとさらに心のこもったものになります。

It is certainly the best memory of the trip.
「それは、この旅行での最高の思い出です」

I felt I was part of your family thanks to you.
「おかげで、あなたの家族の一員になったような気持ちでした」

I would not have been able to experience it without your help.”
「あなたの助けがなければ、それを経験することはできなかったでしょう」

結びの一文に便利な表現

本文での内容を受けて、結びの一文を加えると自然な流れとなります。下記の例文では、それぞれ2つのセンテンスの組み合わせとしていますが、必ずしもペアにして使用する必要はありません。特に、後半のセンテンスは汎用性のある便利な表現ですので、前後関係を問わず使えます。

Please send me some pictures of you. Take care.
「あなたの写真を送ってくださいね。お体に気をつけて」

Hope you’ll have a wonderful holiday. Looking forward to hearing from you.”
「素敵な休暇になることをお祈りしています。お便りくださいね」

Let me know when you come to Japan next time. Hope to see you soon.”
「次に日本に来るときは知らせてください。近いうちにお会いできるのを楽しみにしています」

I will write to let you know how it went. Keep in touch.”
「また、どうなったかお知らせしますね。また連絡し合いましょう」

お決まりの結び文句

英文レターではお馴染みの結び文句『Complimentary close』。日本語の『敬具』のようなものですが、『拝啓』にあたる表現もなければ、必ず使わなくてはいけないというものでもありません。代表的なものに以下があります。

"Yours truly,"
"Sincerely yours,"
"Sincerely,"
"Best regards,"
"Regards,"
"Best wishes,"

“Sincerely,” または“Best regards,” などがもっともよく使われていますが、フォーマルなシチュエーション(ビジネス文書など)の場合は上から3つ目ぐらいまでを使うのが適当です。終わりには必ずコンマを付けること、このあとに自分の名前を署名することを忘れずに。タイプしたレターであっても、署名だけは手書きでするのが常識です。

お礼の手紙以外に、季節や年中行事などイベントにあわせてカードを送るのもよいですね。こちらの書き方については「季節や年中行事にあわせて英語カードをを送ろう」の記事をご覧ください。


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