スーツで"男を魅せる……姿勢を意識!
体格をカバーしてキリッとかっこよいスーツ姿を!
元々は欧米の服装であるスーツ。普通に着たのでは「何となくビシッときまらない」という男性は意外と多いのではないでしょうか?
一般的に、日本人は、欧米人と比べると、華奢で、肩が前に入りがちな骨格です。そのような骨格の特性を考慮し、また、ビジネスシーンでは、腕が前に来る作業が多いという事から、ビジネススーツは、肩が前にきても、、シワになりにくいように、巧みなプロの技で裁断し、作られています。
ですが、たとえ、プロの技があったとしても、身体が前のめりだったり、猫背だったり、悪い姿勢で、ただ単にスーツを着ただけでは貧弱な印象になりがち。
ちょっとしたコツを身につけるだけで、グンとスーツ姿がかっこよく決まります!
<目次>
スーツをかっこよく着る“3つのポイント”とは!?
ちょっと気をつけるだけでキリッと引き締まって見えます! |
ポイントその1 ショルダーラインをかっこよく!
スーツ姿をピシッと決めるのに最も重要なのはショルダーラインです。肩は男らしさをかもし出す重要なパーツ。“肩身を狭く”していてはNGです!■左右の肩甲骨を寄せるようなイメージで
肩を男性らしく魅力的に見せるコツは、左右の肩甲骨を寄せるようなイメージで、自然に胸を張ることです。こうすると、スーツを着こなす上で最大のポイントとなる肩が、男らしく美しいラインを描くようになります。
肩だけ後ろに引くと、スーツ裁断の特性上、シワが出来やすいポジションになりますのでご注意下さい。
ポイントその2 首の後ろの筋肉を上に引き上げる!
シャツから頭にかけてのラインが真っ直ぐだと、横から見たときにスッキリと美しく見えます。■首の後ろの筋肉を上に引き上げる
猫背のように前に出てしまってはいけませんが、顎を不必要に上げるとシャツの衿にお肉が乗ってしまうなんてことに。首の後ろの筋肉を真っ直ぐ上に引き上げるようにすると、横から見たときに美しく見える姿勢が作れます。
ポイントその3 腹筋を締めて全体をキリリ!
年齢を重ねると、段々と腹筋が揺るみがちになってきます。いくら肩周りを意識しても、お腹がボヨンと出てしまっていては台無しです!■おへそと背中を近づけるようにギュッと力を入れる
スーツのジャケットで隠れるからと、お腹がゆるんでしまっていてはNGです。背中とおへそを近づけるようなイメージで、腹筋にギュッと力を入れましょう。常に適度な緊張感が保てるよう、慣れるまでは意識して腹筋を締めるように注意します。腹筋がシッカリしていると、その上の胸のラインが決まります。腹筋が抜けていると、胸が開きすぎ、胸のラインがスーツにフィットしませんので注意が必要です。
上記を守ると、スーツの“Vゾーン”もかっこよく見えます!
座っている姿もちょっと気をつけるだけでグンとスマートに
座り姿も、ちょっと気をつけるだけでスマートな印象! |
“こぶし1つ分空ける”のが重要!
男性がやってしまいがちなのが、ドカッと椅子に身体を全て預けて座ってしまうこと。しかし、これはNGです。
椅子に腰掛けたら、まずは背筋を伸ばします。この時、背中と背もたれの間にこぶしが1つ入るくらいの隙間を空けるように意識すると自然に姿勢がよくなります。
立っている時と同じく、ショルダーラインも意識して!
ソファだからって気を抜きすぎないで!
男性の皆様がソファに普通に腰掛けると、左のようなかんじになるのではないかと思います。特にもの凄く悪い点があるわけではないけれど、「かっこいい」という印象にはなりません。
ソファで普通に座ると、浅く腰掛けて背中だけ背もたれに預けてしまいがち。しかし、ソファに腰掛ける時のポイントは、しっかりと腰をソファの背もたれにくっつけて深く腰掛けることです。
もちろん、先ほどご紹介したショルダーラインを整えるということもちゃんと意識しましょう!
足を組めばリラックス感UP!
上の画像のようなかんじだと、「なんとなく緊張感がある」と感じる場面もあるのでは? そんな時は、ポイントを押さえつつ足を組んでみましょう!
足を組むと、よりリラックスした雰囲気になります。この時も、ポイントを守らないとダラッとしてしまうので注意してください!
オンもオフもスーツ姿はクールにキメましょう!
以上ご紹介したようなちょっとした注意を払うだけで、あなたのスーツ姿はグンと凛々しく&男らしく見えます。ビジネスシーンはもちろん、お酒の席などでもスーツ姿がかっこよくキマッている男性は素敵です! ぜひご紹介したポイントを練習して身につけ、いつでも、360度どこから見ても、凛々しさ漂うかっこいいスーツ姿を演出できるようになりましょう。【関連記事】