お正月の準備リスト!
お正月の準備リストを紹介!
共働き家庭の年末はとってもハードなんです
共働き家庭のお正月は、実はハードなのです。
共働き家庭が家事に費やせる時間は限られています。それでも、その時間の中で精一杯季節の行事や暮らしのイベントを楽しみたい。そのためには、共働きならではの発想の転換が必要です。一般的な「ねばならぬ」といった義務感にとらわれずに、自分たちの暮らしのルールを作って、ゆったり笑顔で新しい年を迎えましょう!
2時間、3か所でOK! 実感の残るお正月前の大そうじ
大そうじの由来は、もとは神社仏閣の「すす祓い」に端を発しています。日ごろお世話になっている家に感謝をしつつ、すすを祓う。その原点に立ち戻って、「家の神様のいる3箇所を清めて、感謝する」おそうじを家族でしてみませんか。家の神様のいる場所は、わが家では「かまど」「かわや」「玄関」ということになっています。この三箇所を家族で分担して、ざっとおそうじ。終わったら、みんなで「今年もありがとうございました、来年もまたよろしくね!」と神様に感謝。これで大そうじは終わり。半日で十分実感の残るおそうじができますよ。
かまどのおそうじ
- ガイド記事「カンタン2ステップで油汚れをノックアウト!をご参考に!(この記事は初秋用ですので、気温が下がった今の時期は最初にガス台にお湯をかけるなどして、油をゆるませてからそうじしましょう)。
- 換気扇などの油汚れは、シーズンをはずして春先に換気扇そうじの外注を検討して、割り切りましょう!
かわやのおそうじ - ぼろ布や古タオルを使い捨てにして、惜しげなく使います。
- トイレのタオルやスリッパなど、新調できるものは変えましょう。
玄関のおそうじ
子どもがいる家庭は、なるべく一緒におそうじをしましょう。任せられる年齢なら、特にさせてみたいのは「かわやのそうじ」。学校でもトイレそうじをしたことのない子が増えています。おそうじを体験すると、きれいに使おうという気持ちも生まれます。
こうした「かまど、かわや、玄関」を家族で楽しむコツは以下のふたつ。
- 2時間程度の時間を決めて、予定時間がきたらさっさとやめる。
- そうじのあとに、ごほうびをつける。外食、銭湯、買い物など、家族みんなで楽しめるものを!
お正月まで3日しかなくても大丈夫! おそうじは2時間で終了! と割り切って、すっきり気分で新年を迎えましょう。
「元旦に新調するもの」でお正月を楽しむ
暮らしの道具が新しくなると、気持ちも一新です。
かといって、お正月準備を何もしないのもさびしいもの。ガイド宅では、毎年「元旦に新調するもの」を決めて、Something NEW year を楽しんでいます。
かまど、かわや、玄関を2時間でおそうじしたら、師走の街に出かけましょう。家族がこれから一年お世話になるものを新調して戻り、大晦日から元旦にかけて、封を開けて使い初めをする。これだけで、「ああ、新しい年が来たな」という実感は持てるものです。
ちなみに、わが家のここ数年の Something NEW yearはこんなものたちです。数日限りのおせち料理にお金をかけるより、一年お世話になる暮らしの道具の出費の時期と割り切って新調します。
- パジャマを新調する。これは毎年の恒例です。パジャマの買い替えは年末ということになっています。
- シーツやふとんカバーを新調。新しいシーツで眠る大晦日の夜は格別です。
- 下着の新調。大晦日の夜は、入浴後に下着からパジャマ、シーツまで、全部新品です。
- 消耗のし具合で、数年ごとに箸、味噌汁わん、茶碗や湯飲みの新調をします。
ささやかなルールがあるだけで、新年の実感はできるもの。
また、願いごと手帖(前回の記事でお伝えした+アルファの手帖を参照してね)のメンテナンスをするのにも、大晦日はぴったり。なんでもいいのです。ささやかな「わが家の年越し」のマイ・ルールを決めることで、新しい年を実感することは、できるもの。そして、それはおそうじも含めて、半日もあれば十分準備可能なのです。頑張りすぎずに、ゆったり笑顔で年を越す知恵も、私はとても大切なことだと思っています。
忙しい共働きだからこそ、こうしたささやかな暮らしの楽しみを大切に、新しい年も丁寧に毎日を積み重ねていきたいですよね!
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