応用編
今回は干しイチジクとクローブを入れたが、これはワインがドライフルーツっぽい味の濃厚なものだったから。ワインの味を優先して、その相性で様々にスパイスやハーブ類を変えてみるのがいいんじゃないでしょうか?たとえばかろやかで香り高いガメイ種だったら塩と白コショウだけでも良いし、重めで凝縮感の強い白ワインには、肉にローズマリーとニンニクを刺して、というのも面白い。いろいろ試してみると楽しいですよ。
よく「ワイン煮」のレシピに、「残ったワインで」などと書いてあることがありますが、それには賛成できません。手順はその逆に、
1.まずワインを開ける。
2.味を見て、どんなスパイス類を使うかを決める。
3.ワインを賞味しながら料理する。
4.完成した料理とワインを食卓で楽しむ。
というのがいい。食卓に出すものと同じワインを使えば、料理との相性は抜群だし(もちろんあんまり高級なワインだともったいないですが…)、抜栓してからほどよい時間を経ておいしくなったワインをすぐに飲むことができます。また三番目の「飲みながら料理」は料理を作る人しか味わえない「至福の時間」ですよね。
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