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STAUB大活用! 豚ばら肉のワイン煮

ル・クルーゼが料理好きの女性のアイテムだとすれば、男はSTAUB。無骨と洗練という相反する要素が共存するSTAUBのココットで豚ばら肉の赤ワイン煮を作ってみました。

土屋 敦

執筆者:土屋 敦

男の料理ガイド

ストウブ(STAUB)の鍋の性能をよく生かした料理。もちろんル・クルーゼなどの蒸気を逃がさず保温力のなるほかの厚手の鍋や、ダッチ・オーブンでもおいしく作れます。
安い肉をおいしく食べる知恵の詰まったフランス庶民の料理にヒントを得た、シンプル・レシピをご紹介します。

材料

材料
黒豚ばら肉(奥) クローブ(手前左) トルコ産干しイチジク(右)
豚ばら肉:500g
干しイチジク:1~2個
クローブ:6~8個
:少々
黒コショウ:少々
赤ワイン:約1カップ
シェリービネガー:少々

作り方

イチジク
干しイチジクは肉に刺しやすいよう先を尖らせて切る
まず、肉に塩コショウしてしばらくなじませる。
続いて干しイチジクをくし型に切る。

突き刺す
尖ったほうを刺し、ぎゅっと押し込む
肉にぺティナイフなどを突き刺して穴を開け、イチジクを差し込む。写真ではわかりやすいようにイチジクの姿を見せているが、表面から見えないように中まで押し込む。さらにクローブも等間隔に刺してゆく。

ワインを注ぐ
ちょともったいないが、どぼどぼーっと
続いて、肉の塊を鍋の中に入れ、ワインを注ぎ入れる。蓋をしてあとは火にかけるだけ。
最初は中火、沸騰したらごく弱火にする。
このSTAUB、鍋とフタの噛みあわせはそれほど良くないのだが、水分が鍋と本体の間に膜を作るシーリング効果でピッタリと密封されるようだ。蒸気もほとんど出ない。ワインの水分がなくなるのに長時間かかり、良い感じに肉を蒸せるわけである。

40分ほどで水分がほとんどなくなる。うっかり焦がさないように時々フタを開けて、中をチェック。フタの取っ手が熱くなっているので要注意。鍋つかみが必要(しかしついそのままつかみたくなる形をした取っ手ではないか…)。

40分後
ワインの糖分が焦げ付きやすいので注意
写真のような状態(溶け出した豚の脂がパチパチ音を立て、肉の塊を揚げている感じ)になったら、鍋が焦げ付かないように箸などで肉を動しながら、肉の表面に焼き目をつけ、火を止める。
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