肉を取り出して残った脂を取り除き、鍋に赤ワイン(分量外)とシェリービネガー少々を入れ、木べらで鍋底をこすりながら焼き汁や焦げを煮溶かす。味を見て塩コショウで調味してできあがり。
最後に肉を薄く切り、ソースをかける。
※クローブは忘れずに肉から抜くこと。噛むとヘンな味がします!
盛り付けのセンスのなさは『男の料理』ということで勘弁してください…。
実は、この料理はフランスのお肉屋さんが作る豚バラ肉のスナックを応用したものです。
このスナックは、適当に切った豚バラ肉に白ワインを注いで煮込むだけ、というもので、そのうちワインが蒸発して、ワイン味のラードの中で豚肉を揚げている状態になる。肉にワインの香味が染みて脂も落ちてカリッと仕上がって美味しい。(ちなみにこのラードは取っておいて何度も何度も使う。するとどんどん脂の旨みが増して揚げるたびに肉の味が良くなるそうだ。まあ日本の肉屋のコロッケが美味しいのと同じ論理ですね…)
さてさて、肝心の味ですが、とにかく肉がしっとりと仕上がるのが印象的。ばら肉の脂が程よく落ちて、うまみはたっぷり。いい感じでした。
そしてこの料理、シンプルなだけに次ページのようにいろいろ応用できますよ。
応用編はこちらへ!
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