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会議英語フレーズ集……進行役と参加者の主要表現・例文

会議で使う英語表現の中から、具体的な英語のフレーズをご紹介します。議論をスムーズに進めるために、例文から、司会者と参加者の主要な表現パターンを把握しましょう。また、欧米の会議では、自分の意見をその場でハッキリ述べることが大切です。

竹村 和浩

執筆者:竹村 和浩

ビジネス英会話ガイド

会議英語フレーズ集! 自分の意見をはっきり言おう

英語の会議では、自分の意見をハッキリ述べることが大切

英語の会議では、自分の意見をハッキリ述べることが大切

ここでは、会議で使う英語表現の中でも、司会進行と意見表明にスポットを当て、議論をスムーズに進めるための表現を中心にあつかいます。

欧米では、会議は、報告ではなく、問題解決の場として認識されています。

従って、議論や、意見の対立は、むしろ歓迎される傾向にあります。それをいかにうまくマネージするかが、司会者(Chairperson)の腕の見せ所と言えるでしょう。

それぞれの会議の内容によって使う英語も若干異なりますが、日常・会社で使う機会の多い、ややフォーマルな表現のフレーズを取り上げます。
 
<目次>
 

司会進行のための英語表現

■討議をスタートさせる(Opening a Discussion)

Does anyone have any comments on that?
(この点に関し、どなたかご意見はございませんか?)

Does anyone have any ideas regarding this matter?
(この件につき、どなたかご意見はありませんか?)

How does that sound to you?
(これについては、いかがですか?)

Mr. / Ms.~, do you habe anything to add on this topic?
(~さん、この件について何か付け加えることは?)

Are there any questions?
(他にご質問はございませんか?)

■発言者の意見を評価する(Appreciating the Opinions)

Thank you for mentioning that.
(それについて、言って下さり、有難うございます。)

Thank you for letting us know about that.
(その点を、知らせてくださり、有難うございます。)

That's a good point.
(それは、よいご意見ですね。)

I appreciate your contributions.
(あなたの貢献に感謝いたします。)

■発現・議論をマネージする
Let us then, hear Mr. / Ms.~ has to say on that.
(では、この点につき、~さんのご意見もうかがいましょう。)

Mr. / Ms.~, you seem to have some objection on this matter......
(~さん、この点に関しては異議をお持ちのようですが……)

Mr. / Ms.~, would you explain why?
(~さん、その理由を説明していただけませんか?)

Would you tell us briefly?
(かいつまんで、お話しいただけますか?)

Does anyone have further information on this issur?
(この点について、さらにお話しいただける方はいらっしゃいますか?)

We need to hear from everyone.
(皆さん全員のご意見をうかがいたいと思います。)

May I have your attention, please?
(お静かに願います。)

注:
Call to order. / May we come to order, please.
(ご静粛に!)
という表現がありますが、非常にフォーマルな国際会議などでの表現で、通常の会社の会議には似つかわしくないと言えます。
 

反対意見は、ハッキリと、しかも丁寧に述べる!

反対・異議を表明する場合には、会議の円滑な運営のためにも、慎重にする必要があります。そのため、Objectionの表現には、賛成よりも、丁寧な表現のバリエーションが多く用意されています。
 

反対・意義の表現(Disagreement)

■反対・意義表現の使い分け
Politeness
(丁寧度)
英語 日本語
Very polite
(非常に丁寧)
I think we may have a disagreement. 意見の相違があるようですね。
Polite
(丁寧)
I can't agree with you. 賛成できませんね。
Objecting Strongly
(強い反対)
I do not agree with you. それには、反対です。
Objecting very strongly
(非常に強い反対)
I disagree with you. それには、(全面的に)反対です。
※あくまでも目安ですが、できる限り丁寧度の高い表現が望ましいでしょう。
※丁寧度が低くなるほど、対立の危険が高まると思ってください。

■その他の反対・意義の表現

I've gota different point of view on this.
(私は、この件に関しては別の見方を持っています。)

I'm afraid I cannot agree with you.
(残念ながら、あなたの意見には賛成しかねます。)

That's an interesting point but, I don't agree.
(それは、参考になるご意見ですが、私は反対です。)

I'm against that because......
(私は反対です。といいますのは……)
 

賛成・同意の表現

I agree with you.
(賛成です。)

You are right.
(その通りです。)

I'm in favor of your idea. / I like your idea.
(あなたの意見が気に入りました。)

■相手を支持する言い方

That's a good idea. / That's a good suggestion. / That's a good plan. etc,
(よい考えだと思います。)

I support your idea.
(あなたの意見を支持します。 / 賛成です。)

I completely agree with you.
(あなたの意見に全面的に賛成です。)
 

ガイドからのワンポイント・アドバイス

欧米の会議は、問題解決を主目的としているケースがほとんどです。そのため、報告中心の日本の会議と違い、意見がその場で出されるのが普通です。根回しの文化は通用せず、また、会議後に意見を言うのはご法度。反対・賛成ともに、会議の場で述べるのが欧米の会議の暗黙のマナーです。

日本の会議文化との違いを取り分け意識して臨むことが大切です!


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