「色彩検定」資格の効果

一見、ビジネスと直結しづらいイメージのある「色彩検定」ですが、取得後、どのくらいの「効果」があるものなのでしょうか?一般的に考えられる「効果」を挙げてみましょう。


■その1:得意分野との組み合わせ次第で就・転職に効く!
色彩関連の職業というと、「カラーコーディネーター」や「イメージコンサルタント」などカタカナ名前が思い浮かびますが、どれも、基本的に資格は必須ではありません。そのため、就・転職における「色彩検定」単独の資格としての効果は、さほど期待できないというのが実情です。
しかし、今や「色彩」の知識はファッションや広告業界のみならず、インテリア、コスメ、フラワー、流通、建築、教育、各種メーカー、ITなど、幅広い分野で求められているのも確か。そこで、こうした分野の関連資格との組み合わせ次第では、「色彩検定」の効果がぐっとアップする可能性が大です。たとえば、販売士などの流通系資格や、インテリアコーディネーターなど建築系資格に「色彩検定」を組み合わせるとか、経営コンサルティングに色彩の知識をプラスして、経営者のイメージアップについてのアドバイスを提供するなど、その組み合わせは工夫次第。
したがって、まずは核になる専門性を明確にし、それにプラスαとして「色彩」の知識をアピールする、というのが有効活用の早道かもしれません。


■その2:独立・開業も可能
ここでも「色彩検定」1本で独立・開業というのは、なかなか難しいですが、他資格や業界知識・経験との組み合わせ次第では、十分に実現可能でしょう。特に近年女性を中心に、「カラーコーディネーター」として活躍している方が増えていますが、こうした方々のほとんどが、複数の資格との併せ技。
同じ「色彩」系資格の「カラーコーディネーター」(東商)や「パーソナルカラー検定」(日本パーソナルカラリスト協会)などとの組み合わせで、「色彩」のプロフェッショナルをアピールしたり、アロマテラピー、ネイルなどの女性向け「癒し」アイテムと組み合わせたサロンを開業したり……、とアイデア次第で色々な展開が可能。
私のキャリアカウンセラー仲間にも、キャリアカウンセリングとカラーコーディネートを組み合わせて、就職の面接対策のアドバイスをしているケースがあります。
「色彩」が持つ様々な効果が注目されている現代だからこそ、従来はなかった、こうした「ひと味違う」独立・開業のチャンスも広がっていると言えるでしょう。


■その3:仕事・プライベートをもっと豊かに
必ずしもビジネスに直結する資格ではないとは言いましたが、前述のとおり、今やファッションなどの定番だけでなく、様々な業種・職種で活用できるのが「色彩」の知識。また、色の効果がパーソナルイメージに与える影響なども考えると、「色彩検定」によって習得できる「色彩能力」は、公私共に活かせる基礎スキルになると言っても良いでしょう。
ガチガチの実務系資格というわけではないけれど、実は深いところで仕事にも活かせ、なおかつ生活にちょっとした楽しみや潤いを与えるというところが、「色彩検定」ならではの魅力なのかもしれませんね。




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