今さら聞けない定番資格の真実!「ビジネス実務法務検定試験(R)」ほんとに知っていますか?

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コンプライアンス時代の新定番「ビジネス実務法務検定」の全て!
簿記、宅建、FP、秘書検定……などなど、「仕事に活かせる資格」としてパッと思いつく資格・検定はいろいろありますが、よくよく考えてみると実はあまり詳しくは知らない、という方も多いのではないでしょうか?

そこでこのシリーズでは、皆さんがよくご存知のいわゆる「定番資格」を様々な角度から再度検証します。第3弾は、昨今急増中の「コンプライアンス(法令遵守)」系資格の中では、早定番の存在と言える「ビジネス実務法務検定(R)」を取り上げます。概要、対策、効果など、「ビジネス実務法務検定」の全てをあらためて確認してください。

【INDEX】
「ビジネス実務法務検定試験(R)」ってどんな資格?
「ビジネス実務法務検定試験(R)」の対策
「ビジネス実務法務検定試験(R)」の効果


「ビジネス実務法務検定試験(R)」ってどんな資格?

知的財産検定やビジネス著作権検定、個人情報保護士など、近年、続々と注目の新資格が誕生しているのが「コンプライアンス」分野。その草分け的存在とも言えるのが1998年に創設された「ビジネス実務法務検定」です。

従来、「法律」関連の資格・検定というと、弁護士・弁理士などに代表される超難関資格が主流。こうした資格は、業務で即役立てられるような法律知識を学びたいビジネスパーソンにとっては、少々ミスマッチなものでした。

一方、近年のビジネスシーンでは、前述の知的財産権、特許、個人情報保護に代表されるような法律知識の重要性は増すばかり。企業にとって「コンプライアンス」は、経営戦略上不可欠なものとなっています。

そこで、いわゆる法律の専門家資格とは異なり、ビジネスシーンで必要とされる実務的な法律知識やコンプライアンス能力の測定に照準を絞った資格・検定へのニーズが拡大。

そんな時代背景を受けてか、着実に受験者を集めているのが、この「ビジネス実務法務検定」なのです。最近では、多くの有名企業の「取得奨励資格」にもなっている注目株。誰でも受験でき、一般社会人向けから法務部門の責任者向けまで、幅広い層に対応するこの試験、概要は以下の通りです。

■ビジネス実務法務検定試験(R)
試験概要 3級:マークシート方式による選択問題(100点満点中70点以上で合格)
2級:同上(同上)
1級:論述問題(共通問題・選択問題とも)(200点満点で各問題ごとに50%以上でかつ合計点が140点以上で合格)
※2008年第24回試験から、1級受験者のより幅広い活躍を支援するため、不合格者の得点上位者を1級合格に準じ、「準1級」として認定。
受験料 3級:4,320円 2級:6,480円 1級:10,800円
実施会場 申込時に全国各地の商工会議所から選択して受験(詳細は公式HP)
試験 2、3級は年2回(7月、12月頃) 1級は年1回(12月頃)


■各級のレベル
【3級】ビジネスパーソンとしての業務上理解しておくべき基礎的法律知識を有し、問題点の発見ができる(ビジネスパーソンとしての最低限知っているべき法律実務基礎知識を想定)
合格者には「ビジネス法務リーダー(R)」の称号が与えられます。
<対象:社会人全般および学生>

【2級】企業活動の実務経験があり、弁護士などの外部専門家に対する相談といった一定の対応ができるなど、質的・量的に法律的実務知識を有している。(知識レベルとしてのアッパーレベルを想定)
合格者には「ビジネス法務エキスパート(R)」の称号が与えられます。
<対象:各部門の法務担当者>

【1級】業務上必要な法律実務知識をビジネス全般にわたって持っており、その知識に基づいて多面的な観点から高度な判断・対応ができる。(実務的対応能力としてのアッパーレベルを想定)
合格者には「ビジネス法務エグゼクティブ(R)」の称号が与えられます。
<対象:法務部門責任者>

公式HP:
東京商工会議所:検定試験情報[ビジネス実務法務検定R]

>>意外に「難関」?「ビジネス実務法務検定」の合格率推移と試験対策については次ページで!