今さら聞けない定番資格の真実!「販売士検定試験」ほんとに知っていますか?

イメージ画像です
販売スキルから在庫管理、マーケティングまで、幅広いスキルが求められる「販売士」ってどんな資格?
簿記、FP、ビジネス実務法務検定……などなど皆さんがよくご存知のいわゆる「定番資格」を様々な角度から再検証する、このシリーズ。
今回は、流通業界唯一の公的資格「販売士検定試験」を取り上げます。概要、対策、効果など、「販売士検定試験」の全てをあらためて確認してください。

【INDEX】
「販売士」ってどんな資格?
「販売士」の対策
「販売士」の効果


「販売士」ってどんな資格?

「販売士」とは、「販売士検定試験」合格者にのみ与えられる、いわば「販売のプロ」の称号。昭和48年度の創設以来、40年以上の歴史を持つ資格です。
顧客ニーズが多様化、競争が激化している昨今では、顧客満足の向上は、流通業の大命題。そこで働くビジネスパーソンにも高い専門性が求められるようになりました。

そんな中、流通業界で最も必要とされる「多様化・高度化した顧客のニーズを的確に捉え、豊富な商品知識や顧客に配慮した接客技術を武器として、ニーズにあった商品を提供するとともに、商品の開発や仕入、販売、物流などを効率的かつ効果的に行うことができる」(公式サイトより)販売のプロ育成を目的としたこの資格は、百貨店やスーパーなどの小売業はもちろん、卸売業や製造業、こうした業界を目指す学生まで、広く受験者を集めており、これまでに全ての等級を合わせて約89万人(2014年3月現在)の合格者を輩出しています。

なお、今年度(2015年度)からは、検定試験の名称を、修得できる知識や実務能力をより的確に表すために「リテールマーケティング(販売士)検定試験」に変更されています(合格者の称号は「販売士」のまま)。

■販売士検定試験
試験概要(新科目体系) 3級:筆記試験100分
2級:筆記試験150分
1級:筆記試験200分
※筆記試験は小売業の類型、マーチャンダイジング、ストアオペレーション、マーケティング、販売・経営管理の5科目共通
※得点平均70%以上で、1科目ごとの得点が50%以上で合格
※1級~3級ともに、試験科目の一部免除措置あり
受験料 3級:4,120円 2級:5,660円 1級:7,710円
実施会場 申込時に全国各地の商工会議所から選択して受験(詳細は公式HP)
※申込日時、申込方法は、試験日の約2ヵ月前に受験希望地の商工会議所にご確認ください

■各級のレベル(どの級からでも受験可能)
【3級】小売店舗運営の基本的な仕組みを理解し、販売員としての基礎的な知識と技術を身につけている。販売や接客に秀でた人材を目指す。最近では、小売業だけでなく、営業マンの必須知識として、社員教育に取り入れている卸売業や製造業なども増えている。
<対象:売場の担当者など>

【2級】小売店鋪経営の仕組みを理解し、主として小売業の販売技術に関する専門的な知識を身につけ、販売促進の企画ができるとともに、部下の指導・養成ができる。販売部門や売場を包括的に管理する人材を目指す。大手の小売業などでは部課長への昇進試験に活用しているところもある。
<対象:売場主任、部課長など中堅幹部クラス>

【1級】経営に関する高度な知識を身につけ、商品計画からマーケティング、経営計画の立案や、財務予測等の経営管理について適切な判断ができる。大規模小売店舗の店長やスーパーバイザー、経営者など戦略的に企業経営に関わる人材を目指す。大手の小売業などでは、店長昇格のための条件にしているところもある。
<対象:大規模小売店の店長や部長クラス、中小小売業の経営者クラス>

※なお「販売士」資格は、5年間の更新制です。資格更新には、所定の講習会ならびに通信教育の受講などの更新要件があります。

公式サイト:商工会議所の検定試験:販売士

>>「販売士検定試験」の合格率と試験対策については次ページで!