※ところで、「確定拠出年金」って何?という方、まずはこちらをチェック!
会社でやっている年金制度、401kって何?[All About年金]
年金アドバイザー
金融機関などの渉外・窓口の担当者等を対象に、公的年金に関する知識の習熟度を測定するための民間資格。現在は、2級~4級が実施されていますが、年金を「学ぶ」ことが目的なら、最も基本的な知識を取り扱う4級からチャレンジしてみては。◆資格概要◆
試験 概要 | 【4級】 三答択一式50問(年金の基礎:30問、老齢給付:10問、障害・遺族給付:6問、セールス・その他4問) 【3級】 五答択一式30問、事例付五答択一式10事例20問(基本知識:30問、技能・応用:10事例20問) 【2級】 記述式10題(社会保険制度の概要・沿革、公的年金制度の仕組み、年金給付と支給要件・年金額計算、企業年金・個人年金の仕組み、雇用・医療・介護保険制度、年金・退職一時金の税金、年金相談とその対応の仕方) ※すべて100点満点中60点以上で合格 |
受験料 | 4級:2,625円、3級:3,150円、2級:5,250円 |
受験 資格 | 特になし |
試験 日程 | 次回2008年3月2日実施 |
試験 会場 | 全国の委託会場 |
銀行業務検定協会:年金アドバイザー
TOP>年金アドバイザー
試験の詳細は、必ず上記サイトをご確認ください。試験対応講座、関連書籍などの紹介もあり。
DCアドバイザー
確定拠出年金制度(Defined Contribution Plan)のスタートを機会に創設された民間資格。確定拠出年金を実施する企業や、利用する従業員に対してアドバイスできる専門能力を測定します。いわば、コンサルタント的役割を担うため、DCに関する知識だけでなく、人事労務、財務などの経営全般の知識や資産運用、金融知識、リタイアメントプランなどの知識が求められるのが特徴。その分、幅広いマネーリテラシーを身につけるのにも役立ちそう。◆資格概要◆
試験概要 | 各分野とも四肢択一式で50問、マークシート方式 【第1分野】 私的年金導入コミュニケーション・確定拠出年金制度 【第2分野】 私的年金制度とその周辺知識・リタイヤメントプラン 【第3分野】 投資教育(基礎と実践)・個人と企業のリスクマネジメント ※初回受験時は、全分野受験を義務づけ ※2回目以降は、不合格となった分野の試験のみ受験可能(分野合格は1年有効) ※全分野合格後DCアドバイザー登録、協会への入会(入会金10,000円、年会費10,000円)でDCアドバイザー資格保持者として認定 |
受験料 | 3分野:10,600円、2分野:8,500円、1分野:6,400円 |
受験資格 | 試験実施時に満20歳以上の方 |
試験日程 | 毎年7月、10月実施。(次回2007年7月8日予定分は申込締切済) |
試験会場 | 札幌・東京・名古屋・大阪・福岡 |
確定拠出型年金教育・普及協会(DC協会):DCアドバイザー
試験の詳細は、必ず上記サイトをご確認ください。
DCプランナー
こちらも、確定拠出年金制度(DC)の専門家資格。目的・概要は、先のDCアドバイザーとかなり似ています。(All About[資格]ガイド鈴木さんの記事「そっくりさん資格に気をつけろ!」でもこのことが取り上げられています。)とはいえ、試験形式はだいぶ異なり、こちらは1級~3級のステップアップ式で、1級になると企業の年金管理者、退職給付コンサルタントレベル。今回の目的には、年金制度全般についての概略を学ぶなら3級がピッタリです。◆資格概要◆
試験 概要 | 下記の試験範囲より出題 A分野:わが国の年金制度・退職給付制度 B分野:確定拠出年金制度 C分野:投資に関する知識 D分野:ライフプランニングとリタイアメントプランニング 【3級】 三答択一式問題45問程度、マークシート方式 【2級】 四答択一式問題45問程度、マークシート方式 【1級】 基礎編:四答択一式問題50問程度、マークシート方式 応用編:記述式問題5題程度 ※2,3級は100点満点で70点以上で合格 ※1級は200点満点で140点以上で合格 ※合格後、所定の資格登録手続きでDCプランナー(企業年金総合プランナー)として認定 |
受験料 | 3級:4,200円、2級:6,300円、1級:10,500円 |
受験 資格 | 2,3級:特になし、1級:2級合格者 |
試験 日程 | 毎年1回。(次回2007年9月16日実施) |
試験 会場 | 全国各地の試験会場 |
金融財政事情研究会/日本商工会議所:DCプランナー
もちろん、わざわざ資格試験を受けなくても、試験対策テキストなどに目を通すだけでも、「年金」の知識を学ぶことは可能。
ただし、ただ「学ぶ」ことだけを目的にしたのでは、案外「続かない……」、ということになりがち。そんなときは、あえて資格取得という一つの目標を掲げることで、学ぶモチベーションを維持しやすくなるかもしれません。
さらに、「年金」を学ぶため、とは言え、せっかく取った資格、どうせなら「仕事に活かしたい!」と思ったときにお薦めなのが、他の関連資格とのダブルライセンス・トリプルライセンスを狙うことです。
例えば、前述のAll About[年金]ガイドの原さんは、1級DCプランナーのほかに、社会保険労務士とファイナンシャルプランナー(CFP)をお持ち。このように組み合わせることで、「年金」関連資格もぐっと活きてくるのです。
今最も必要な「年金」の知識が身についたら、次のステップとして考えてみては?