モゴヨ(먹어요)!知っておきたい韓国語の動詞~「食べる」
<目次>
韓国語の「食べる」は「モクタ」
「食べます」の韓国語は、「モゴヨ」
このハングルを読んでみましょう。そう、「モクタ」ですね。これは「食べる」という動詞です。
「먹다」は、原型(辞書型)です。日本語でも、話すときは「食べる」ではなく、「食べます」とか、「食べましょう」とか、語尾が変化しますよね。韓国語も一緒。今回は「食べます」を練習してみましょう。
韓国語の「食べます」は「モゴヨ」
먹어요読んでみましょう。「モゴヨ」ですね。これは「食べます」という意味です。原型は「먹다」なのに、「食べます」だと「먹어요」……、なんだかとても変化しちゃってる! どうして!? と戸惑われた方のためにちょっと解説(文法は好きじゃない! または、活用はバッチリ! という方は、★印まで飛んでください。それでも大丈夫です)。
韓国語の動詞、形容詞の原型(辞書型)は、すべて、「가다(行く)」、「오다(来る)」、「보다(見る)」、「먹다(食べる)」のように、最後が「다」で終わります。今回の「먹다」の場合、「다」を取ると……「먹」ですね。基本的に、「다」を取って残る文字の「母音」が、「ㅏ」か「ㅗ」ならば、「아요(アヨ/~ます)」が付き、それ以外の母音は、「어요(オヨ/~ます)」が付きます。
「먹다」から「다」を取って、残った文字は「먹」。「먹」は、母音「ㅓ」が含まれていますね。すると、「먹+어요」で、「먹+어요」です。読んでみてください、「モゴヨ」ですね。「먹」のパッチム「ㄱ」と、次の「어」が連音し、実際の発音は〔머거요〕となります。
★それでは、「食べます」の「먹어요」を5回読んでみましょう。さん、ハイ!
먹어요(モゴヨ), 먹어요, 먹어요, 먹어요, 먹어요……。
はい、そうです。「食べます」の韓国語を言うことができました! お手元にペンとメモのある方は、書きながら5回、言ってみてください。
먹어요(モゴヨ), 먹어요, 먹어요, 먹어요, 먹어요……。
はい、OKです。
「モゴヨ(~を食べます)」を覚えて韓国語で話してみよう!
「カルビを食べます」がもう話せますよ!
読んでみましょう。「プルゴギルル モゴヨ」ですね。「불고기(プルゴギ)」はジューシーな韓国の焼肉料理、「를(ルル)」は「~を」という意味の助詞ですね。「김밥(キムパプ)」など、パッチムのある名詞につく場合は、「을(ウル)」になります。(「知っておきたい韓国語の動詞~「見る」」で詳しく解説しています。)
よって、「불고기를 먹어요(プルゴギルル モゴヨ/プルゴギを食べます」、「김밥을 먹어요(キムパブル モゴヨ/海苔巻きを食べます)」ですね。
それでは、皆さんがきっと好きであろう韓国料理を5つほど挙げてみます。それぞれに「~을(를)먹어요(~ウル(ルル) モゴヨ/~を食べます)」を付けて話してみてください。
지짐이(チヂミ/チヂミ)
지짐이를 먹어요. (チヂミルル モゴヨ/チヂミを食べます)
ゆっくりと10回、見ないで言ってみましょう。途中、文字を見ないで言ってみてください。
갈비(カルビ/カルビ)
갈비를 먹어요.(カルビルル モゴヨ/カルビを食べます)
ゆっくりと10回、見ないで言ってみましょう。
김치찌개(キムチチゲ/キムチチゲ)
김치찌개를 먹어요.(キムチチゲルル モゴヨ/キムチチゲを食べます)
ゆっくりと10回、見ないで言ってみましょう。
감자탕(カムジャタン/カムジャタン)
감자탕을 먹어요. (カムジャタンウル モゴヨ/カムジャタンを食べます)
ゆっくりと10回、見ないで言ってみましょう。
비빔밥(ビビンパッ/ビビンパ)
비빔밥을 먹어요.(ビビンパブル モゴヨ/ビビンパを食べます)
※ 「밥」+「을」で、「pap」+「ul」。くっついて、「papul」。「p」は、語頭でないときは「b」に濁るのでしたね(詳しくは「ハングルを読んでみましょう!~基本子音編」の中で解説しています。ですから、「pabul(パブル)」となります。
それでは、ゆっくりと10回、見ないで言ってみましょう。
はい、よくできました!これで、「먹어요(モゴヨ/食べる)」という動詞はバッチリですね。その他、皆さんの好きな韓国料理、日本料理、どんな食べ物でも構いませんので、いろんな食べ物を入れて、話してみましょう。この調子で、どんどん単語を増やし、話せるようになりましょうね!
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