韓国語で봐요の意味とは
今回は、韓国語の「見る」という動詞に着目し、ある重要文法を抑えながら会話をしてみましょう!
보다……「ハリポダ」を「見る」
「ハリポダ」を「見る」で覚えよう!
- 보다
「보다」は、原型(辞書型)です。日本語でも、話すときは「見る」ではなく、「見ます」とか、「見るでしょう」とか、語尾が変化しますよね。韓国語も一緒。今回は「見ます」を練習してみましょう。
봐요……「見ます」の韓国語
- 봐요
韓国語の動詞、形容詞の原型(辞書型)は、すべて「가다(行く)」、「오다(来る)」、「보다(見る)」のように、最後が「다」で終わります。今回の「보다」の場合、「다」を取ると……「보」ですね。基本的に、「다」を取って残る文字の「母音」が、「ㅏ」か「ㅗ」ならば、「아요(アヨ/~ます)」が付き、それ以外の母音は、「어요(オヨ/~ます)」が付きます。
「보다」から「다」を取って、残った文字は「보」。「보」は、母音「ㅗ」が含まれていますね。すると、「보+아요」で、「보아요」です。この中の「보(ポ)」と「아(ア)」を、くっつけて速く言ってみてください。「보아 보아(ポアポア)……(ポァ)」そう、「봐(ポァ)」です。したがって、「봐요(ポァヨ)」となります。ほとんど「パヨ」に近い読み方をしますよ。
★それでは、「見ます」の「봐요」を5回読んでみましょう。さん、ハイ!
봐요(ポァヨ), 봐요, 봐요, 봐요, 봐요……。
はい、そうです。「見ます」の韓国語を言うことができました! お手元にペンとメモのある方は、書きながら5回、言ってみてください。
봐요(ポァヨ), 봐요, 봐요, 봐요, 봐요……。
「~を見ます」で、話してみよう!
「新聞を見ます」がもう話せますよ!
読んでみましょう。「テレビジョヌル ポァヨ」ですね。「텔레비전(テレビジョン)」は「テレビ」、「을(ウル)」は「~を」という意味の重要な助詞です。
「텔레비전」のように、パッチムで終わっている単語には「을(ウル)」が来て、「드라마(ドゥラマ/ドラマ)」のようにパッチムで終わっていない単語には「를(ルル)」が来ます。よって、「~을(를) 봐요」で、「~を見ます」という意味です。
「텔레비전을 봐요(テレビジョヌル パヨ/テレビを見ます」、「드라마를 봐요(ドゥラマルル パヨ/ドラマを見ます)」ですね。
それでは、皆さんがよく見るであろうものを5つほど挙げてみます。それぞれに「~을(를) 봐요(~ウル(ルル) パヨ/~を見ます)」を付けて話してみてください。
- 영화(ヨンファ/映画)
ゆっくりと、10回言ってみてください。途中、文字を見ないで言ってみてください。
- 뉴스(ニュス/ニュース)
ゆっくりと10回、見ないで言ってみましょう。
- 책(チェッ/本)
※ 「책」+「을」で、「chek」+「ul」。くっついて、「chekul」。「k」は、語頭でないときは「g」に濁るのでしたね。(詳しくは「ハングルを読んでみましょう!~基本子音編」を参考に)ですから、「chegul(チェグル)」となります。
それでは、ゆっくりと10回、見ないで言ってみましょう。
- 신문(シンムン/新聞)
※「신문」+「을」で、「shinmun」+「ul」。くっついて、「shinmunul」。ですので、「シンムヌル」となります。
ゆっくりと10回、見ないで言ってみましょう。
- 인터넷(イントネッ/インターネット)
※「인터넷」+「을」で、「intones」+「ul」。くっついて、「intonesul」。ですので、「イントネスル」となります。
ゆっくりと10回、見ないで言ってみましょう。
はい、よくできました!これで、「보다(ポダ/見る)」という動詞はバッチリですね。大きい声で、立ち上がって話してみてくださいね。この調子で、どんどん単語を増やし、文章を話せるようにしていきましょう!
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