합니다の読み方知ってる?目指せ、韓国語の発音美人!鼻音化編

どうして「ハプニダ」と書いて、「ハムニダ」と読むの?


韓国語って、ハングル文字が読めたと思って喜んでいたら、その通り読めないものもあるようなんだけど……」。……おっ! 気がつかれましたか? そうなんです。「韓国語は、子音と母音の組み合わせで、アルファベットのように簡単に読める!」のですが、反面、いろんな発音規則があって、ハングル文字そのまま読めないというケースも少なくありません。

分かりやすい例を挙げると「します」の韓国語、「합니다」。これをそのまま読むと、「hapnida(ハプニダ)」になると思うんだけど、実際の発音は「hamnida(ハムニダ)」……。どうしてっ!? とお思いになると思います。そう、韓国にはこのように、ハングル文字そのままを読めないことがあるのです。

しかし、これらもいくつかの規則があり、それをおさえれば、「あー、だから今までそう聞こえていたのか」と楽になること間違いありません。これから、何回かに分けて韓国語の発音規則についてお届けしたいと思います。目指せ! 発音美人! 今回は、「鼻音化」について見てみましょう。

<目次:韓国語を鼻音化>  

韓国語を鼻音化~その1 「한국말」は、[한궁말(ハングンマル)]

「저는 한국말을 공부합니다(チョヌン ハングンマルル コンブハムニダ/私は韓国語を勉強しています)」

韓国語の勉強をされている方にはお馴染みのフレーズかもしれません。ここに登場する「한국말」、そのまま読むと「ハングクマル」となるはずなのに、実際の発音は「ハングンマル」となりますね。これはどんな規則かというと、「鼻音化(びおんか)」というものです。

【【鼻音化~その1】】
パッチム「ㄱ, ㄷ, ㅂ」のあとに、「ㄴ, ㅁ」で始まる音がくると、パッチム「ㄱ, ㄷ, ㅂ」は、それぞれ「ㅇ, ㄴ, ㅁ」で発音されます。

うわっ! と思いますよね。大丈夫です。「한국말」でゆっくり見てみましょう。「국」のパッチムは「ㄱ」、その後に「말」と、「ㅁ」の音がきますね。上の規則によると、パッチム「ㄱ」の後に、「ㅁ」で始まる音がくると、「ㄱ」が「ㅇ」に変わるのでしたね。よって、[한말(ハングンマル)] という発音になります。これと同様の現象が起きる単語には、以下のようなものがあります。
 
  • 감사합니다 → [감사니다](カムサハムニダ/ありがとうございます)
 
  • 박물관 → [물관](パンムルグァン/博物館)
 
  • 작년 → [년](チャンニョン/昨年)
 
  • 십만엔 → [마넨](シンマネン/10万円)


「ㄱ, ㄷ, ㅂ」の後に「ㄴ, ㅁ」が来たら……、と規則を覚えるのが難しい場合は、先ほどの例のような代表的な単語を覚えるのも一つの手だと思いますよ。

 

韓国語を鼻音化~その2 「종로」は、[종노(チョンノ)]

あの有名なソウルの地名「鐘路(종로)」の発音は?

あの有名なソウルの地名「鐘路(종로)」の発音は?


「종로에는 영화관하고 학원이 많습니다(チョンノエヌン ヨンファグァンハゴ ハグォニ マンスムニダ/鐘路には、映画館と専門学校が多いです)」

ソウルの中心地「鐘路」をご存じですか? この「鐘路」、「종로」と書きますが、実際の発音は[종노(チョンノ)] となります。そう、ここでも「鼻音化」現象が起こるのです。

【【鼻音化~その2】】
パッチム「ㅁ, ㅇ」のあとに、「ㄹ」で始まる音がくると、「ㄹ」は、「ㄴ」で発音されます。

「종로」で見てみましょう。「종」のパッチムは「ㅇ」、その後に「로」と、「ㄹ」の音がきますね。上の規則によると、パッチム「ㅇ」の後に、「ㄹ」で始まる音がくると、「ㄹ」が「ㄴ」に変わるのでした。よって、[종(チョンノ)] という発音になります。これと同様の現象が起きる単語には、以下のようなものがあります。
 
  • 버스 정류장 → [버스 정장](ポス チョンニュジャン/バスの停留場→バス停)
 
  • 음력 → [음](ウムニョク/陰暦)
 

韓国語を鼻音化~その3 「국립」は、[궁닙(クンニプ)]

目指せ! 発音美人。

目指せ! 発音美人。


「도쿄 대학은 국립 대학교예요(トキョテハグン クンニプテハッキョエヨ/東京大学は、国立大学です)」

国立大学、国立図書館、国立博物館……、割と頻繁に会話に出てくる「国立」という単語は、「국립」と書いて「궁닙」と発音します。これも「鼻音化」現象なのですよ。

【【鼻音化~その3】】
パッチム「ㄱ, ㅂ」のあとに、「ㄹ」で始まる音がくると、「ㄹ」は、「ㄴ」に変わります。そして、変化した「ㄴ」の影響で、パッチムの「ㄱ, ㅂ」が、ぞれぞれ「ㅇ, ㅁ」と発音されます。

うう……。辛抱、辛抱。大丈夫。「국립」で見てみましょう。「국」のパッチムは「ㄱ」、その後に「립」と、「ㄹ」の音がきますね。上の規則によると、パッチム「ㄱ」の後に、「ㄹ」で始まる音がくると、「ㄹ」が「ㄴ」に変わるのでした。よって、まずは [국]。そして、変化した「ㄴ」の影響で、パッチムの「ㄱ」が「ㅇ」になる……、よって「닙」という発音になるのですね。

ひょえー! これはもう、代表的な単語を覚えることで身につけるしかなさそうですね。これと同様の現象が起きる単語には、以下のようなものがあります。
 
  • 수업료 → [수엄뇨](スオムニョ/授業料)


それでは最後に練習をしてみましょう。以下の日本語を、韓国語で言ってみましょう。どんな発音になりますか?

Q1. バス停に行きます

Q2. 国立博物館

==========
<答>
Q1. 버스 정류장에 갑니다.
実際の発音 → [버스 정장에 니다](ポス チョンニュジャンエ カムニダ)

Q2. 국립 박물관
実際の発音 → [궁닙 물관](クンニッパンムルグァン)

いかがでしたでしょうか。これらが言えたら「鼻音化」をマスターしたも同然です。この調子で韓国語を極め、ネイティブの発音を目指していきましょう!

【関連記事】

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。