不在伝票が盗まれて荷物がなくなる
カギをかけていないところから狙われる |
「100件はやった」と供述していますが、それだけ「郵便受けのカギをかけていない人」が多いということでしょう。最近は「宅配ボックス」を設置しているマンションなどが増えており、特に、一人暮らしの人は日中荷物を受け取ることができないこと、不在の時でも荷物を受け取れる便利さから利用している人が多いようです。
「不在伝票」は、荷物が届いたことを知らせるだけでなく、品物を入れた宅配ボックスの暗証番号が記されていることもあります。その品物を受け取ることができる…、すなわち品物そのものであるともいえるのです。通信販売だからこそ買うようなもの、店頭で買うのがはばかられるようなものを宅配便で受け取るような場合もあるかもしれません。
値段の安い高いでなく、品物が何であれ、せっかく買った物が見知らぬ誰かに盗まれるなど、許せないことです。それが、「自分が郵便受けのカギをかけていなかったために盗まれた」となると、誰を責めていいのかも分からなくなります。「郵便受けのカギをかけていない」状態は、大切な品物が誰かに簡単に持っていかれてしまう状態なのだと認識しておきましょう。
ストーカーが郵便物をチェックしたりすることもあります。これまで郵便受けのカギをかけるのを面倒がっていたような人は、今日からカギをかける習慣をつけましょう。面倒だといっても、一日に一度程度の動作です。自分の個人情報を守り、届けられる荷物を守るためです。荷物はできる限り、在宅時に届けてもらうように配達時間を指定することです。
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