郵便受けにはカギかけて!

郵便受けの形状によっては、取り出し口が敷地内や建物内にあって、外からの取り出しが出来ない仕組みのものもあるかもしれませんが、ごく一般的な集合住宅や、一戸建てでも取り付け型のタイプで、外から取り出す形のものの場合については、盗難被害を受けないようにカギをかけるのは忘れないようにしましょう。

「カギをかけたって、盗まれるときは盗まれる」というのも本当ですが、それは郵便受けのある場所にもよります。奥まった死角になっている所に郵便受けがあり、取り出すところを誰にも見とがめられないような場所では、知らない間に細工されて盗み出されることもあります。

「盗られて困るような郵便物なんてない」人も中にはいるかもしれませんが、手紙類は宛名人のものであって、個人情報がたくさんあります。電話料金や公共料金の請求・領収書のたぐい、クレジットカードの利用明細書、ローンの返済表、督促状など、あまり他人には知られたくないものもあることでしょう。

とくに電話料金の請求・領収書からは電話番号がわかってしまいます。ストーカーがターゲットの人物を尾行して、自宅がわかれば次にすることは郵便受けから郵便物を盗みだし、名前や電話番号を知ることで、ストーキングの内容がさらに悪質になることが考えられるのです。

届くはずの郵便物が届かなかったら? よその家に配達されてしまったり、まれに事故で郵便が届かないこともありますが、日本の郵便事情は世界的に見て優秀だといわれています。毎月届くものが届かなかったり、どうも郵便物を開封されたような様子があるとか、不審に思うことがあったら、まずは「郵便受けにカギをかけているか」を確認してみましょう。


ケース

主婦のC恵は、アパートで最近、ほかの奥さんたちが自分を敬遠しているような気がした。そこで、なかでもやさしくて感じのいい主婦のひとりにそのわけを聞いてみると…。「C恵さん夫婦は督促状がきているほど金に困っているようだ。親しくすると借金を申し込まれるからつきあわないほうがいい」ということになっているという。

C恵は驚いた。督促状がきたのは本当だが、請求書が届いていなかったので払えなかったものだった。すぐに払い込んだし、夫はまじめに働いて給料もきちんと毎月振り込まれている。無駄遣いをしない生活で、預貯金もそれなりにある。それがなぜ?