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「万引き」発覚! そのとき、配偶者は?(2ページ目)

度々報道される万引き事件。その多くは社会的地位のある人たちによるものです。世間に名前が知られることによって、彼らが失うものは何なのか? 配偶者が万引きで捕まったとき、妻や夫はどうするのでしょうか?

佐伯 幸子

執筆者:佐伯 幸子

防犯ガイド

配偶者の「万引き」

突然の連絡にあなたは?
突然の連絡にあなたは?

万引きは毎日、各地で多発している身近な犯罪です。子どもから大人、高齢者までさまざまな年代の人によって、食品、書籍、化粧品、衣類、貴金属類などありとあらゆるものが万引きの被害に遭っています。捕まった人たち、とくに報道された人たちは仕事を失い、信用を失い、面子を失います。家族も恥をかき、世間に顔向けができなくなるでしょう。彼らの配偶者や家族は、いったいどんな思いでその後の家族関係を築いていっているのでしょうか。

もし、自分の夫や妻が「万引きで捕まった」と連絡が来たら? 夫婦の信頼関係はどうなるでしょうか。日頃から、買い物したものが間違いなくお金を出して買ったものかどうか、レシートがあるかどうか、「人からもらった」というものが、本当にそうなのかどうか、疑うことは悲しいことですが、これまでに報道されているのが30~50代の人が多いことからも、とくにこの年代の配偶者を持つ人は、「まさか」のことを考えておくといいでしょう。

自分はいったいどう対応するか、許せるのか絶対に許せないのか、更生を手助けしていくつもりなのか。予期せぬ出来事は、相手への信頼を失い、夫婦関係に取り返しのつかない傷跡を残すかもしれません。あってはならないことが起きないように、夫婦の間のコミュニケーションをよくしておくことは、夫婦間の危機管理でもあります。

ある日突然の連絡で愕然とすることがないように、お互いを信頼できるように、事件が報道されたときなどは、夫婦で「万引き」について、話し合っておきましょう。「ご主人が痴漢で捕まった、示談金を」という、振り込め詐欺いわゆる「おれおれ詐欺」に警戒するために、家族でよく話し合いをしておくことが必要なように、身内の弱点となりうることは積極的に話し合いをしておき、万引きを理由にした振り込め詐欺の被害に遭わないようにすることも大切です。万が一のときは、あくまでも冷静に対応して、しっかりと事実確認をすることです。



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