『歌舞伎町案内人が見た防犯カメラ』
歌舞伎町ガイド李小牧氏に防犯ガイドが直撃!Part2.
『歌舞伎町案内人的ぼったくり対策』 を先にご覧下さい。
※12月1日発売の「AERA アエラ」03.12.8号 朝日新聞社 p.72~『現代の肖像』で李小牧氏が紹介されています。
歌舞伎町のトラブル
歌舞伎町案内人 李小牧氏 |
人口密度が高いんです。新宿区のわずか2パーセントの土地の中に3,000軒以上の店があります。そして毎日20~30万人の人が訪れるわけですよ。別に、とくに歌舞伎町だけで事件が起きるわけじゃない。事件はどこででも起きていますよね。
ただ、人の数が圧倒的に多いので、どうしても発生率も高くなる。人が多いときは、道を歩くだけでも人にぶつかったりしてしまうでしょう。その上、お酒を飲んだりすれば…。それから、車のことも気を付けたほうがいいですね。
――車もかなり多いようですが、どのような問題が?
ヤクザの車にぶつかったり蹴飛ばしてしまったりとか、あるいは酔っぱらった男性がトイレ代わりにそこで用を足してしまうとか。
――おっと。それはかなりよろしくないことですね(笑) ヤクザの車に何かしたらあとが大変でしょうし。用を足してしまうというのはとんでもない話ですね。
お店の裏手とか、通用口やドアの所にやってしまうんですよ男性は酔っぱらうと。これは普通の人はやらないほうがいいですね。
――というか、それは軽犯罪法違反です。そういうことは誰でも酔っぱらっていたとしても、やってはいけません(笑) ところで、車と言えば、歌舞伎町には駐車場ってあるんですか?
たくさんありますよ。ちょっと高いですけど。24時間やっていますし、駐車場の数は十分あります。
――あ、そうなんですか知りませんでした。車というと、私はすぐ“車上狙い”“車上荒らし”のことを心配するんですが、そういった被害というのは起きているんでしょうか?
現在、私は小学館の「SAPIO サピオ」という雑誌で、中国人犯罪に関する短期集中連載記事をやっているんです。先日、その取材で中国人窃盗団に話を聞いたのですが、あまり歌舞伎町ではやりたくないらしいですよ。というか、たとえばベン○などの高級外車、いかにもヤクザのという感じの車はやらないそうです。
――はぁ。それはなぜでしょう? ヤクザだと恐いから?
→みかじめ料
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