明日天気になぁれ!子供と一緒に楽しくトライ

てるてる坊主画像中央
一般的には白い布で作りますが、今回ガイドは余り布と、古くなったトーション(布巾)を利用。いろんな布で試してみるのも楽しいかも

今回は、雨の日を楽しく過ごす、てるてる坊主の作り方をご紹介します。はぎれやハンカチで作る、てるてる坊主の作り方とそのアレンジ、また飾るときのひと工夫もあわせてご提案します。

まず、作り方をご説明する前に、簡単にてるてる坊主についてお話したいと思います。てるてる坊主の由来は、中国の伝説上の人物「掃晴娘」だと言われています。「掃晴娘」は、雨雲を掃き、晴れの気を寄せてくれるそうで、その「掃晴娘」が日本に伝わり、てるてる坊主に変化していったのではないかと…。また、江戸時代の書物には、「ノッペラボウで吊るし、晴天になったら目鼻をつけてお祀りした」ともあるそうです。

地域によっては、逆さに吊るすと雨になると言われたり、その作り方、飾り方、呼び方も、いろいろあるようです。「白い布で作ったてるてる坊主を、お顔を描かずに吊るし、てるてる坊主のおかげで晴れれば、お礼にお顔を描いてあげる」というのが一般的なようでもあるのですが…。今回はお子さまと、雨の季節を楽しく過ごせるような、カラフルなオリジナルてるてる坊主の作り方をご提案したいと思います!


雨の日をもっと楽しく。お部屋のかわいいアクセントにも

難易度:★★☆☆☆
てるてる坊主準備
お子さまには、お気に入りのキャラクターが入った布や紙ナプキンで作っても面白いですね
【準備するもの】
■布(はぎれやハンカチなど)
■リボン
■ティッシュまたは綿 
■針、糸
■はさみ
■ひも、フエルト など

基本のてるてる坊主は、「A:ティッシュを詰めて仕上げる」タイプと、「B:綿を詰めて仕上げる」タイプの2タイプをご紹介します。Aタイプの方は縫わずに仕上げられます。いくつか作る場合、Bタイプの方が均一に作れますが、出来上がりの差は微妙ですので、お好みで選んでくださいね。一般的には白い布を使用しますが、今回はお家にあるはぎれ布を利用しました。


まずは縫わずに仕上げるAタイプ

小さなお子さまには、縫わずに仕上げるこちらがおすすめ。紙で作るてるてる坊主と同じ要領です。
てるてる坊主A手順1
 
【手順1】
正方形の布を準備します。サイズはお好みですが、今回ガイドは約30×30センチ準備しました。ティッシュを数枚合わせてしっかり丸め、頭部を作ります。このサイズの布で、頭部の直径は約4~5センチ。ピンポン玉より、ひと回り大きい感じです。

てるてる坊主A手順2
 
【手順2】
ティッシュで作った頭部を布の中央に置き(手順1の画像)、画像のように布でしっかりと包み込みます。ある程度形を整え、首の部分にリボンを数回巻いて結びます。

てるてる坊主A手順3
 
【手順3】
目と口を油性マジックで書きます。次のページ で、フエルトや刺しゅうで仕上げる顔のアレンジもご紹介しています。

てるてる坊主A手順4
 
【手順4】
頭部の中央に、吊るす時のひもをつけます。刺しゅう糸など、針に通る太さのひもの場合は、画像のように頭部に針を使ってひもを通します。

てるてる坊主A手順5
 
【手順5】
針の穴に通らない太目のひもを利用する場合は、ひもを画像のように縫い留めます。

てるてる坊主A手順6
 
【手順6】出来上がり。

次は、Bタイプのてるてる坊主とワンポイント・アレンジ術をご紹介します。


綿を詰めて仕上げるBタイプ

いくつか作る場合、こちらの方が均一に作りやすいのと、頭部が綿なので感触も柔らかいです。若干こちらの方が頭部やひだの感じが、きれいに仕上がるかもしれません。
てるてる坊主B手順1
 
【手順1】
Aタイプと同じく正方形の布を準備します。次に布の裏側の中央に、頭部となる円を下書きします。画像はチーズの空き箱を利用して、円を描いているところです。布のサイズはお好みですが、ガイドは約30×30センチ使用。円は直径約11センチです。

てるてる坊主B手順2
 
【手順2】
下書きした線にそって、なみ縫いします。あとで糸を引っ張って絞るので、縫い終わりは結ばずに、針と糸はそのままにしておきます。縫い目も粗い方が絞りやすいです(5~7ミリほど)。

てるてる坊主B手順3
 
【手順3】
円を全て縫い終われば、糸を少し引っぱって、綿を詰めていきます。

てるてる坊主B手順4
 
【手順4】
形を整えながら綿をしっかりと詰めます。全て詰め終われば糸をさらに引っ張り、ほどけてこないように、画像のように縫い留めます。あとは前のページ のAタイプの手順3以降と同じ要領で仕上げます。


表情や小物を変えて、ちょっとオリジナルてるてる坊主

アレンジ1
 
■ 顔をフエルトや刺しゅうで
目はフエルトで、口は刺しゅうしてあります。フエルトの目は、布用の接着剤で固定。顔に刺しゅうをいれる場合、縫いはじめと縫い終わりは目立たないように、頭部の裏側から針をいれます。

アレンジ2
 
■ 表情イロイロ
同じく目はフエルト、口は刺しゅうですが、表情を変えてみました。目は白いフエルトを丸くカットし、黒目は油性マジックで描いています。赤い色エンピツで頬を描きました。

アレンジ3
 
■ 小物や首回りにひと工夫
画像はプリンセス風に、フエルトで作った冠を頭部につけました。首回りにはレースを。このようにお好みで紙やフエルトで作った小道具をつけても楽しいです。



次は飾り方のひと工夫をご紹介します。


飾り方にもひと工夫、雨を楽しむインテリアに。

本来、吊るす場所は「難を転ずる」意味でナンテンの枝だそうです。ここではちょっとオリジナルに飾ってみました。
飾り方1
 
■ ひもとはぎれを使って
てるてる坊主の頭部のひもを、画像左のように飾り用のひもに数回巻きつけ結びます。次に画像右のように、結び目の上から、適当に切ったはぎれをリボン風に結びます。

飾り方2
 
■ 出来上がり
画像はちょっとぼやけていますが、透明な吸盤式フックにひもをひっかけ飾っています。


ゴムひもで吊るして、モビール風。子供の遊びにも。

飾り方3
 
■ 吊るすひもに、ゴムひもを利用
頭部につける吊るすためのひもを、ゴムひもにしました。モビール風に飾ったり、飾らずに子供のヨーヨー風おもちゃにしても。

飾り方4
 
■ 出来上がり
びよ~んと伸縮する感じが、子供にうけていました。左は子供が作った、紙のてるてる坊主です。

お子さまも一緒にトライされる場合は、ケガのないよう、道具の取り扱いなどには十分にお気をつけください。


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。