かがり縫いのやり方とは? どんなときに使う?
かがり縫いのやり方とは
かがり方にはいくつか方法がありますが、ここでは2枚の布を縫い合わせながら布端を手でかがっていく方法と、ミシンで布端をかがる方法を解説します。手縫いについては、巻きかがりとブランケットステッチをご紹介します。
<目次>
手縫いによるかがり縫い ―巻きかがり―
巻きかがりとは、2枚の布を合わせて細かく巻きながらかがっていく方法です。クッション中綿の入れ口などの処理に使います。布端を折って縫い付ける方法からご紹介します
- 糸端を玉留めし、縫い代側から針を入れます
- 2枚重ねて縫います。
- 折り目に近いところをかがります。
- 等間隔にかがるときれいに見えます。
- 縫い代から糸を出し玉留めし、縫い代を1回縫います。
- 糸を切ります。
手縫いによるかがり縫い ―ブランケットステッチ―
ブランケットステッチとは、その名の通りブランケットの端に使われているステッチです。アップリケによく使われる、カギかっこをつなげていく方法です。布端を折って縫い付ける方法からご紹介します。
- 糸を玉留めし、針を縫い代側から入れます。
- 布と布の間から針を出します。
- 針を布端に対して90度の角度で刺します。
- 糸を針先の下に通します。
- 針を出し、糸を整えます。
- 等間隔に縫っていきます。
- 縫いはじめと終わりをつなぐように縫います。縫いはじめの糸に針穴の方から通します。
- 縫いはじめの糸に、終わりの糸が通っています。
- 糸を引いて整えます。
- 裏側で玉留めします。
ブランケットの布端を縫うとき
フェルトやフリースなどほつれない布端の飾りとして縫うときは、角を丸みを持たせて切り、カーブに沿うようにブランケットステッチをします。
アップリケの際も、カーブに沿うようにステッチをします。
ミシンによるかがり縫い
縫い代など布端がほつれないようにミシンで縫う方法をご紹介します。直線縫いのミシンだけでなく、ジグザクで縫えるミシン、専用ミシンなどの縫い方をご紹介します。- 縫い代をアイロンで開いてから、端を5mmほど折ります。
- 折り目のキワを直線ミシンで縫います。
- 縫い代の端より内側をジグザグミシンで縫います。
- 縫い代をミシン線のキワで切り落とします。
- 出来上がり!
- 縫い代を綺麗にかがる専用ミシンで、縫い代を切り落としながらかがり縫いをします。
かがり縫いを綺麗に仕上げるポイント
手縫いでもミシンでも、同じ間隔、同じ幅で縫うときれいに仕上がります。【関連記事】