割れた陶器を接着剤で修理・修復!

割れた陶器を接着剤で修理・修復
息子の大事な“牛さんの貯金箱”が……。無事に修復できるでしょうか?

大切な陶器が割れちゃった!という経験はありませんか? 諦めてはいけません! 壊れ具合にもよりますが、自宅でも修理・修復は可能です。市販の接着剤を用いた、陶器の上手な修理・修復のコツをお伝えします
   

割れた陶器の修理・修復に必要なもの

割れた陶器を修理・修復するのに必要なもの

割れた陶器を修理・修復するのに必要なもの

【準備するもの】
  • 接着剤(陶器用)
  • ヘラや割り箸
  • 布(ほこりを拭くため) など
その他、修理・修復作業中の陶器を固定する箱やタオルも必要です。また手を守るための手袋や、細かい破片を持つためのピンセットなどもあるといいかもしれません。

 

まずはケガに気をつけて、割れた陶器の破片を集めましょう

割れた陶器の修理・修復作業に入る前に、いくつかの注意事項とポイントがあります。
 
陶器修復注意1
 
■まずは破片を集めます
落ち着いて、まずは破片をすべて集めてください。あまりにも粉々に砕けているようですと、残念ながら修復は難しいです。
 
陶器修復注意2
 
■接着剤について
陶器用を使用します。今回は接着したい面積が広かったので、「速乾性」タイプではなく、かなり液体に近いタイプのものを使用しました。接着剤はパッケージの注意事項などをよく見て選んでくださいね。
 
陶器修復注意3
 
■作業中の陶器を固定します
一片を接着するたびに、十分に乾燥させるので、作業中の陶器は固定する必要があります。ガイドは画像のように、空き箱にタオルをひいて固定させました。皿たてを利用したり、または砂に陶器をさして作業してもいいかもしれません。

また、接着剤は「熱」や「水」に弱いので、食器などは元どおりに使えないかもしれません。例えば、電子レンジや食器洗い機は使用不可能です。「なぁ~んだ……」と思われるかもしれませんが、お気に入りの食器であれば、お菓子や小物入れとしても使えるので、修復する価値はあると思いますよ!

 

割れた陶器の修復・修理は、十分に乾燥させながらが成功のコツ

陶器修復手順1
 
【手順1】
接着する陶器の面の、ほこりや水、汚れなどを取り除きます。水分が残っている場合は、よく乾かしてから作業をしてください。
 
陶器修復手順2
 
【手順2】
割れた陶器のカケラをパズルのように、接着剤で固定して修理・修復していきます。一片を接着したら、十分に乾燥させてから、次の一片に取り掛かります。
 
陶器修復手順3
 
【手順3】
接着剤がはみ出た場合、画像のように半乾きの場合はゴム状なので、つまようじなどで取ることができます。ある程度乾いた場合は、綿棒に除光液をしみこませて、ふき取っても取れると思います。
 
陶器修復手順4
 
【手順4】
どうしても足りないカケラがあったので、ガイドは粘土で補修しました。画像の右耳のまわりです。乾いた後に、色付けしてもいいですね。接着がすべて終われば、2日程はさわらずに接着剤をさらに乾燥させます。
 
陶器修復完成1
 
■完成1
牛さんの貯金箱が復活しました。見た目は、ひび割れがある感じ。持ち運びには気をつけますが、お金をいれても大丈夫。
 
陶器修復完成2
 
■完成2
取っ手が壊れていたカップも修復。元どおりには使えないかもしれませんが、お花でも飾ろうかと思っています。ちなみに、試しに数回洗ってみましたが、大丈夫でした。

割れた陶器の修理・修復後は、2日ほど十分に接着剤を乾かしてくださいね。速乾性タイプの接着剤を使用した場合も、やはり1日以上は触らない方がより強く接着できると思います。完璧に元どおりにはならないかもしれませんが、愛着はひとしおですよ!

陶器の破片でケガをしないよう、くれぐれもお気をつけください。また修復後も、接着面がずれていると、ケガのもとになるので、きちんとあわせて接着してくださいね。


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