箱ティッシュを入れられる二つ折り携帯ケースの作り方を紹介!
箱ティッシュペーパーの中身をコンパクトに持ち歩けるケースです
例えばアレルギーでたくさん鼻をかまなくてはいけないとき、ポケットティッシュでは間に合わないことがありますね。大きいサイズのティッシュペーパーがやっぱり便利。そんなときのために、箱入りティッシュの中身を携帯するためのケースを作ってみましょう。小さなポケットもついています。
箱ティッシュの携帯ケース:材料
材料と道具
- 35×26cmの布(本体用)(解説では3枚の布をつないだものを使っています)
- 12×12cmの布(ポケット用)
- 幅2cmの布テープ 21cm
- 補強用フェルト 1.5×1.5 1枚
- スナップボタン 3組
- マルチプライヤー
箱ティッシュの携帯ケース:作り方
1. 布テープの片端を三つ折にして縫ってから、スナップボタンの片側をつけます。(上になる側)
テープにボタンをつける
2. ポケット用の布は、四方の端をロックミシンかジグザクミシンで始末し、3辺に1cm幅で折り目をつけます。ポケットの入れ口になる部分は1.5cm幅で折り返し、縁を縫っておきます。
ポケットを作る
3. 本体用の布は、青い線で囲った上下の端にロックミシンかジグザクミシンをかけます。赤い線で囲った部分は、1.5cm幅で三つ折り縫いします。
本体の布端を始末する
4. 三つ折り縫いした部分に、スナップボタンを二組つけます。それぞれ左右の端から約5cm内側に入った位置です。
本体にボタンをつける
5. ポケットをつけます。1の布テープのボタンをつけていない側の端を1cm挟み込み、赤い線の位置を縫います。
ポケットをつける
その後でテープを図のように折り返し、丸で囲った部分にステッチを入れて押さえます。
テープを折り返す
6. 裏返し、下から約9cmを上側に折り返して、左右を縫います。縫い代は約1cmです。
左右を縫う
7. 表に返して形を整えます。上部の端を内側に折りこんでミシンで押さえます。このとき、閉じたときの収まりをよくするため、やや斜めに折って縫ってください。(赤い線を参照)
表に返す
8. 最後に、テープにつけたボタンの受け側をつけます。一度中身を入れて図のように折りたたんでみて、膨らみ具合を確認してから位置を決めると良いでしょう。
ボタンの位置を決める
このとき、裏側にはフェルトの補強布を挟んで留めます。
あて布をしてボタンをつける
9. できあがりです。
できあがり
ティッシュがたくさん入れられるケースです
開いたところ
このサイズで作ると、最大で箱入りティッシュの3分の1程度まで収納することができます。
ボタンの付いたテープを後ろで留めると、ぶら下げて使うことも可能。
ぶら下げもできます
折りたたんだときに、中身の量がちらっと見えるので、少なくなったらすぐ補充できますね。
小さなポケットには、薬などを入れておくと便利です。
残りの量が見えます
今回、スナップボタンをつけるのに「マルチプライヤー」を使いました。挟んで握るだけで簡単にスナップボタンをつけられる道具です。ない場合はボタンに付属している打ち具を使ってつけます。または、ドットボタンの代わりに普通のボタン留めやリボン留めなどに変えてもいいですね。
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