高齢者がお金をかけず老後を楽しむためには？無料または安価でできる趣味8つ [定年・退職のお金] All About

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昨今の急速な物価上昇を受け、年金暮らしの世帯では「家計管理が大変……」と感じている方が多いかもしれません。そんな中、節約は大事ですが、日々を楽しむのも大切なこと。

そんなときは、世の中にある無料または安価なサービスで楽しみを見つけるのはどうでしょう。今回は、図書館やラジオ体操会など簡単に参加できるもの、それ以外にデジタルツールを活用したものなど8つご紹介します。

老後を楽しむ無料または安価な趣味には何がある？

老後を楽しむ無料または安価な趣味1：図書館に行く

図書館は、お金を使わなくて暇つぶしができる場所です。新聞や雑誌、最新の書籍が多数そろっているので、利用される方も多いことでしょう。

興味の赴くままに本を借りたり、新聞、雑誌を読んだりと気ままに楽しむこともできますが、興味のあるテーマを絞り、目的を持って、図書館にあるさまざまな資料を調べてみるのもよいでしょう。

図書館が遠くて、日常的に利用するのは難しい……という方は、自宅にいながら膨大な書籍や雑誌、新聞にアクセスできるデジタル図書館を利用するとよいでしょう。

2024（令和6）年4月1日時点で電子図書館を導入している自治体は「550」にものぼります。実際に導入している公立図書館を知りたい場合は以下で確認してみましょう。

参考：電子図書館（電子書籍貸出サービス）実施図書館 | 電流協

老後を楽しむ無料または安価な趣味2：ラジオ体操会に参加する

ラジオ体操は、3分間という短い時間で、体を支えている200の骨と400の骨格筋を動かすことができる効率的な全身運動です。ラジオ体操を継続的に行うことで「骨密度の向上」「関節の可動域の拡大」「エネルギー代謝の向上」など健康への効用が得られます。

これだけでも十分なメリットといえますが、さらに地元で開催されている「ラジオ体操会」に参加すれば、地域の人々と話す機会を持つことができます。日々のちょっとした会話や挨拶は、孤独感を和らげ、心に安らぎをもたらします。

全国で開催されている「ラジオ体操会」にご興味のある方は、NPO法人全国ラジオ体操連盟のホームページにある「全国ラジオ体操実施会場」にて実施会場を調べることができます。

参考：全国のラジオ体操 | NPO法人全国ラジオ体操連盟

老後を楽しむ無料または安価な趣味3：写真撮影

スマートフォンやデジタルカメラを使って、日常の風景や植物、ペットなどを撮影する趣味は特別なスキルも必要なく、思い立ったらすぐに始められる手軽な趣味です。

散歩の途中で見た風景、ふと目についたかわいい草花などを写真に撮ることは、日常生活に新しい視点が生まれ、心を豊かにしてくれるでしょう。

また、撮った写真をSNSなどのプラットフォームで共有することで、他の人との交流も生まれます。自分の作品に「いいね」などの評価をもらうと、新たな写真撮影のモチベーションにもつながるでしょう。

老後を楽しむ無料または安価な趣味4：ウオーキング

ウオーキングやジョギングは、お金をかけずにできる運動の一つです。季節ごとの景色を楽しみながらの散策は、手軽な運動にもなり、日々の習慣としては、最適な趣味といえるでしょう。

その際、スマートフォンのアプリを使って、歩数や距離を記録するのも励みになります。また、ウオーキングにお弁当やおやつを持参してピクニック気分を味わったり、スケッチブックを携え写生をしたりとグレードアップして楽しむのもよいでしょう。

老後を楽しむ無料または安価な趣味5：オンラインエクササイズ

YouTubeやその他の動画配信サービスでは、無料でエクササイズ動画を視聴できます。ヨガやピラティス、ストレッチ、筋トレなどさまざまなエクササイズを自宅で取り組むことができます。

体を動かすことは「生活習慣病の予防」「ストレス発散」につながります。無理のない範囲で楽しみながら取り組みましょう。

老後を楽しむ無料または安価な趣味6：オンラインコミュニティーに参加して同じ趣味の仲間と交流する

特定の趣味や興味のある分野がある人は、SNSやインターネットを活用して、オンライン上のコミュニティーに参加するとよいでしょう。気軽に新しい友達や同じ興味を持つ人たちと交流できます。

Facebookには、「朝ドラを楽しみ隊」「女性のおひとり様旅」「Art倶楽部（美術館めぐり）」「ねこ好きはこっちです」「猫端会議～猫好きが集うコミュニティ～」などさまざまなオンラインコミュニティーがあります。

老後を楽しむ無料または安価な趣味7：メディテーション（瞑想）

メディテーションは瞑想のことですが、心を落ち着けるための方法として有効です。

高齢者が定期的にメディテーションを行っていると、集中力の持続時間、自己認識、記憶力などが高く保たれるといわれています。1日のうち、決まった時間に5分だけでも取り組んでみましょう。

メディテーションを誘導する無料のアプリやオンライン動画を活用すれば、気軽に取り組むことができるでしょう。