定年・退職のお金

夏の電気・ガス料金支援が終了…年金暮らしで今から始めたい水道光熱費の節約術6選

国による夏の電気・ガス料金支援も9月使用分までで終わり、年金を中心に暮らす方にとって、冬の支出に備えておきたいところでしょう。今回は、65歳以上の方や年金生活者が取り入れやすい、冬の光熱費・水道代を抑える6つの工夫をご紹介します。※サムネイル画像:amanaimages

舟本 美子

舟本 美子

おひとりさまのお金・ペットのお金 ガイド

おひとりさまのお金の貯め方・使い方、老後を自分らしく暮らすためのアドバイスをします。また、一生涯、ペットと共生するための情報、開運術をお届けします。

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寒くなると、暖房やお湯を使う機会が増え、光熱費が気になるものです。国による夏の電気・ガス料金支援も9月使用分までで終わり、年金を中心に暮らす方にとって、冬の支出に備えておきたいところでしょう。ただ、節約のために寒さを我慢して、体調を崩すことは避けたいものです。

今回は、65歳以上の方や年金生活者が取り入れやすい、冬の光熱費・水道代を抑える6つの工夫をご紹介します。

水道光熱費を抑える、ちょっとした工夫6選 ※画像:amanaimages
水道光熱費を抑える、ちょっとした工夫6選 ※画像:amanaimages

冷蔵庫の設定を、夏のままにしない【電気代】

夏に冷蔵庫の冷却設定を「強」にしていた方は、「中」に戻すことから始めましょう。設定温度を「強」から「中」に下げると、電気の使用量を抑えられます。ただし、食品が傷まないよう、庫内の冷え具合を見ながら調整してください。設定の目安は取扱説明書で確認できます。

また、ものを詰め込み過ぎると冷気が回りにくくなり、電気を余分に使います。冷蔵室を整理して冷気の通り道をつくり、取り出すものを決めてから扉を開けることも、電力のむだを減らす工夫です。

日差しを取り込み、夕方はカーテンを閉める【電気代】

冬の暖房時、家の中の熱の約6割は窓などの開口部から逃げるとされています。晴れた日の日中は、日が当たる窓のカーテンを開けて日差しを取り込みましょう。夕方は早めに閉めると、室内の熱が逃げにくくなります。窓からの冷気が気になる場合は、厚手のカーテンを取り入れる方法もあります。開閉部分の隙間風には、市販の隙間テープが役立つ場合もあります。窓に合う製品を選び、まずは一番長く過ごす部屋から整えてみましょう。

温水洗浄便座は、使い終わったらふたを閉める【電気代】

温水洗浄便座は、便座や洗浄水を温めるために電気を使います。使用後はふたを閉め、便座から熱が逃げるのを抑えましょう。東京電力の試算では、ふたを閉める習慣で年間1000円ほどの節約になります。「節電」「おまかせ」などの機能があれば、使い方も確認してみてください。

テレビや照明、使わない家電を見直す【電気代】

テレビは画面の明るさを見直し、省エネモードがあれば活用しましょう。誰もいない部屋の照明を消すことも、身近な節電です。家電の中には、電源を切っても待機電力を使うものがあります。家庭では、使用していない家電の待機電力も積み重なります。長期間使わない家電などは、取扱説明書を確認したうえで、主電源を切ったりプラグを抜いたりすることで待機電力を減らせます。

食器の汚れを拭き取り、お湯の出しっぱなしを減らす【水道代・給湯費】

油やソースが残った皿は、ヘラや使い古した布などで汚れを取り除いてから洗うと、使うお湯を減らせます。また、洗い桶に水をためて洗えば、流しっぱなしにするよりすすぎの水が減らせます。給湯器を使う場合のお湯の温度は、汚れが落ち、手も冷たくならない程度に調整しましょう。

入浴時間を近づけ、追いだきや足し湯を減らす【水道代・給湯費】

家族の入浴時間を近づけ、次の人が入るまで浴槽のふたを閉めると、お湯が冷めにくいです。次に入るまで1時間以上あくときは、保温機能を切っておき、入るときに追いだきする方法もあります。一人暮らしなら、湯を張ったら間を置かずに入るのがコツです。

シャワーの水量は、1分間で約12Lとされています。2Lのペットボトル約6本分です。体や髪を洗う間、流しっぱなしにせず適度に止めるだけでも、お湯と水の使用量を減らせます。

さらに、節水型のシャワーヘッドに交換する方法もあります。水の出方を工夫して使用量を抑える製品で、ホームセンターや家電量販店で購入できます。水量が減ると、お湯を沸かすエネルギーも減らせます。

参照:政府広報「冬の光熱費・省エネのポイント」

冬は「暖かく過ごす工夫」も一緒に

節約を意識しても、脱衣所や浴室の暖かさは確保しましょう。暖かい居間から寒い場所へ移動すると、急な温度差が体に負担をかけます。消費者庁も、入浴前に脱衣所や浴室を暖めるよう呼び掛けています。

家族で暮らしているなら、自然と集まれる部屋をつくることも一案です。共用の部屋をすっきり片付け、それぞれが読書やテレビなどを楽しめる場所にすると、別々の部屋で暖房を使う時間を減らせます。また、家で過ごす時間に散歩や図書館への外出を取り入れると、気分転換にもなります。お金をかけずに楽しめる行き先を見つけておくと、冬の日常にも楽しみが増えるでしょう。

「ちりも積もれば」の気持ちで、できることから

今回ご紹介した6つを一度に始める必要はありません。「冷蔵庫の設定を確認する」「便座のふたを閉める」など、今日できることを1つ選んでみましょう。

一回の節約はわずかでも、毎日、毎月と続けることで積み重なります。水道光熱費を意識したら、家計全体のむだが少し減ったという副次的な効果が得られる場合もあるのです。

また「家計のためにできることをしている」という実感は、お金への漠然とした不安を和らげる助けにもなるでしょう。暖かく快適に過ごしながら、暮らしに合った小さな節約を続けましょう。

【光熱費節約の方法を動画で紹介しています】

 

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