赤ちゃんが寝ながら笑う、指を握るのはなぜ?
赤ちゃんが寝ながら笑うのはなぜ?
把握反射……赤ちゃんの手に指を乗せるとギュッと握り返す反応
これは赤ちゃんの意思で握っているのではなく、刺激に対して自動的に反応していて、新生児期から3ヵ月ごろまでに見られるます。豊かな感受性が隠れている赤ちゃんの手で遊び歌を楽しんでみても!
新生児微笑(生理的微笑)……ふとした拍子や眠りながら起こる微笑み
生まれたばかりの赤ちゃんがふっと笑顔を見せてくれる瞬間が出てきます。これは弱い生き物である赤ちゃんが、ちゃんとママに可愛がって育てていってもらうための本能の微笑み。生理的微笑が段々消えていくと…?
吸啜(きゅうてつ)反射…このお陰で赤ちゃんは母乳やミルクを飲める
口の中に乳首や小指を入れると吸う反射。似ている反射で、追吸反射といい、口角や頬に指や乳首が触れると、それを追いかけて探すように口に含もうとする反射もあります。
モロー反射……驚くようなポーズで両腕を巻きつこうとする反射
仰向けにした赤ちゃんの頭を手の平で支え、約10~15cmくらいベットから上げ、頭を手にのせたままベッドに下ろすと驚くようなポーズをして、両腕を自分に巻きつこうとする反射です。ベットに下ろすときもモロー反射で起きてしまうことも…そんな時は?
探索反射……唇の周りに指などを触れると顔を向けて口を開く動作
引き起こし反射…両手をもって上体を引き起こすと頭を起こそうとする
新生児が生まれ持っている反射で、両手を持ってゆっくりと上体を引き起こすと、首が座ってない新生児でも、ちょっと頭を引き起こす動きを見せる動作。生後一ヶ月を過ぎると自然になくなっていきます。
ハンドリガード……自分の手をじっと見つめる動作
生後2ヶ月頃になるとみられます。急に目の前に表れた不思議な物体=手の動きをじーっと眺めていて、口に近づいてきたら、なめたり吸いついたりしてみて、自分の体の一部であることを学んでいきます。
パラシュート反射…両手を伸ばして手を開き身体を支えようとする動作
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