~前回までの記事はこちらより【1】【2】【3】~
「おかげでだいぶお腹周りがスッキリしたし、顔のラインも以前よりかなりシャープになってきた」
「でも3週間でマイナス3キロか…。中間目標には全然足りんなぁ」(10月30日の写真撮影時点で69.4kg)
「いいんじゃない、何かこのままでもある程度はイケそうだぞ」
「いいか、11月30日までは俺が先生でお前が生徒だ、中間目標はいいとして最終目標は全力で守ってもらう。それがお互いの自尊心のためだ。ダイエットは結果が分かりやすいため簡単に自分で自分を惨めで意気地なしにもするし、自分で自分の人生をコントロールする人生の主人公にもしてくれる。たかがダイエットであるがゆえにやり始めたら必ず成功すること。この意味は12月以降に必ず分かる」
「まあそれは約束だから俺も努力はするが、今回ダイエットをしてみて分かったが、お前の言うとおりダイエットばかりに専念できる環境ではないことを感じている」
「と言うと?」
「やっぱ子供とかいるとその世話とか、仕事も結構遅くなったりするし、毎日汗をかくように努力はしているが実際には週に3回汗をかければいい方だ。お前に言われてあらかじめ他の目標も含めた優先順位を設定しているので混乱は少ないが、毎日運動するのは現実的に難しい…」
「なるほど、ありがちな問題だ。だがよ、ダイエットができない理由としては弱すぎる。いいか、これからのダイエットは知的ゲームと考えろ。できない理由ではなくどうすればできるかを考えるんだよ。例えばダイエット以外のやらなければならない(やりたい)重要な活動とダイエットの抱き合わせだ。そうすることで時間を2倍にして使うことができる。通勤時間なんかダイエットに利用できないか?」
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