ランニング時のコロナ対策はどうする?

ランニング時でもマスクは必要?

ランニング時でもマスクは必要?

コロナ禍ではランニング時にもマスクをすべきなのか、疑問や不安を抱かれている方は多いはず。熱い夏には熱中症の危険があるため、マスクは着用しない方が良いといわれていました。では、まだまだ寒さの続くこの時期、そしてこれから訪れる春はどうなのでしょうか。筆者自身、コロナ禍でも毎日のようにランニングを行っています。また、指導にも携わっており、仕事を通じて色んな方の意見を聞いてきました。その経験をもとに、ここでランニング時のマスクについて考察します。

ただし、ランニング時にマスクを着用すべきかどうかは賛否両論分かれる問題です。そして専門家であっても、100%の回答を出すことは困難でしょう。そのため、あくまで一つの考えとして参考にしていただければ幸いです。

<目次>
優先すべきは“ソーシャルディスタンス”
マスクは有効だが注意が必要
マスク以外の代用品は?
ランニング時におすすめのマスク3選
うつらない、うつさないための対策を
 

優先すべきは“ソーシャルディスタンス”

できるだけ人の少ない場所を走ろう

できるだけ人の少ない場所を走ろう

マスクは飛沫を防止するために有効な手段とされています。しかし、そもそも飛沫範囲に人がいなければ、マスクを着用する必要はないでしょう。つまりマスク着用よりも、優先すべきは“ソーシャルディスタンス”といえそうです。

筆者は幸いにも、数年前から都内を離れて田舎地域に引っ越しました。自宅付近は道幅が広くて、人とすれ違う際でも十分な距離を保てます。そして、そもそも出歩いている人が少なく、10km走ってすれ違う人が2~3人なんていうことも。さらに早朝や夜間などの時間帯、あるいはコースさえ選べば、恐らく誰にも会うことなく走ることができます。

もちろん、都市部などこういう環境の確保が難しいことはあるでしょう。しかし、それでも人通りの多い道を避ければ、ソーシャルディスタンスを確保して走ることはできるはずです。

道幅が狭くてすれ違うとき十分に距離を確保できないなら、見通しの良い道を選びましょう。そうすれば、誰かが向かってきた際に早い段階で気づけます。そこでポケットやポーチ等にマスクを携帯しておき、人が見えたら着用。そしてすれ違い、十分な距離になったら再び外せばよいでしょう。私も念のため、いつも小さく畳んだ(さらに汗濡れ防止のため袋に入れた)マスクをポケットに忍ばせています。
 

マスクは有効だが注意が必要

マスクは小さく畳んでポケットに入れ、人がいるときだけ着用

マスクは小さく畳んでポケットに入れ、人がいるときだけ着用

感染対策を考えるのであれば、マスクは有効な手段といえます。いきなり咳やくしゃみが出たときでも、マスクを着用していれば飛沫をある程度は防げるはずです。ランニング時も息が上がると、飛沫の範囲は広がるといわれます。特にどうしても人の多い場所を走らなくてはいけない際には、「うつさない」「うつらない」ためにマスクを着用した方が良いでしょう。

ただし、マスクを着用して走るには注意すべき点があります。それは呼吸が制限されることで、いつも以上に苦しくなること。知らないうちに酸欠状態に陥り、パフォーマンス低下や頭痛などの症状が発生するかもしれません。そのため、マスクを着用して走るなら、息が上がり過ぎない程度に留めること。また、少しでも息苦しさを感じたら人の少ない場所でマスクを外すか、立ち止まって呼吸が落ち着くのを待ちましょう。

なお、マスクを着用して走っていると、マスクの中が濡れて口周りが不快に感じるかもしれません。あるいは長時間ずっと着用することで、耳がすれて痛みを伴うこともあります。走るペースや時間、あるいはマスクのつけ方などを工夫し、こうした状態を回避できるよう工夫してください。
 

マスク以外の代用品は?

マスクの代わりに、Buffなどを巻いているランナーをよく見かけるでしょう。筆者自身、場面に応じて以前ご紹介した「スポーツてぬぐい」のスヌードタイプなどを巻いて走っています。

参考:軽くて肌触り最高!タオルより便利な「スポーツてぬぐい」
 
マスク代わりにスポーツてぬぐいを使うことも

マスク代わりにスポーツてぬぐいを使うことも

何も着用しないのと比べれば、布があることで飛沫を多少は防止できるはずです。ただしマスクと異なり、ウイルスや細菌等を防ぐ機能のある製品ではありません。そのため、こうしたアイテムは相手を不快にさせないためのマナーという位置づけが大きいでしょう。つまり、離れているけれど相手の視線が気になる、あるいは最低限の対応はしていることを相手に伝えて安心してもらうため。その目的であれば、マスクと比べて息苦しさは少なく、快適にランニング時にも使用できます。

こうしたアイテムを用いる際でも、人と近い距離になる可能性が高いときはマスクを携帯しておくのがおすすめです。遠くに人がいるときは、サッとBuffやてぬぐいを口に当てる。近づかないとだめなときは、早めにマスクを着用するという併用が望ましいのではないでしょうか。
 

ランニング時におすすめのマスク3選

感染対策として考えるのであれば、マスクはやはり不織布のものが良いでしょう。他にも布やウレタンなど色んな素材のマスクがありますが、どうしても飛沫量が増えてしまいます。しかしランニングで使用するマスクには、息苦しくならないための通気性や吸湿性が大切です。また、長時間の運動でもフィットしてズレず、口周りや耳などが痛くならないことも求められます。そうした観点から、ここでランニング時におすすめのマスクを3つご紹介しましょう。

1)NAROO MASK X5S
「NAROO MASK X5S」※画像はAmazon商品ページより

「NAROO MASK X5S」※画像はAmazon商品ページより

スポーツマスク専用のブランド「NAROO MASK」のオールシーズン向けマスク。フィルター機能を持った生地が使用されており、スポーツマスクの中では防御性の高い製品といえそうです。口元だけでなく、頬や頭下部までを覆う構造。なお、NAROO MASKには他にも種類があります。機能はもちろん付け心地やデザインなども異なりますので、自分に合ったものを選ぶのも良いでしょう。 2)アンダーアーマー(UNDER ARMOUR)UAスポーツマスク
「UAスポーツマスク」※画像はAmazon商品ページより

「UAスポーツマスク」※画像はAmazon商品ページより

医療用マスクを開発したアンダーアーマー社が、アスリート向けに開発したスポーツマスクです。カラーバリエーションが豊富で、性別を問わず使いやすいデザイン性。フィット感や快適性、通気性などに優れています。 3)ザムスト(ZAMST)マウスカバー
「ザムスト マウスカバー」※画像はAmazon商品ページより

「ザムスト マウスカバー」※画像はAmazon商品ページより

スポーツサポーター等を開発するザムスト社のスポーツマスク。肌ざわりが良く、通気性も高いのでランニング時でも不快に感じにくいでしょう。マスクが口にくっつきにくい立体構造も特徴の一つです。

うつらない、うつさないための対策を

ここでご紹介したマスクはスポーツ時でも快適に、ある程度の感染対策が期待できます。ただし飛沫量を考えれば、やはり不織布マスクに劣るでしょう。そのため、人混みなど感染リスクの高い場所を走らなくてはいけない際は、不向きといえるかもしれません。

筆者の場合、基本的には常にソーシャルディスタンスを意識しつつ、不織布マスクを携帯して必要に応じ着用しています。自らがうつらない、そして他人にうつさないこと。そのために、ランナーそれぞれが周囲への配慮を忘れず、できる限りの対応を行っていくことが大切ではないでしょうか。


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