無印良品「ホホバオイル」が使える!
ホホバオイルとは、米国南部やメキシコ北部の乾燥地帯で育つ「ホホバ」という常緑の低木の種子から得られるオイルです。古くから原地住民により、乾燥やふけ、にきびの防止、切り傷を治すために用いられていたといわれているオイルです。無印良品のピュアオイルシリーズの中でも大人気のホホバオイル。サラッとしていてベタつきがないのに、しっとりうるおう優れもの。実はこのホホバオイル、肌や髪の保湿専用にするにはもったいないほどいろんな活用法があるんです! 今回は、とっておきの活用法をご紹介します。
<目次>
1. スキンケア:毛穴のディープクレンジング
毛穴の黒ずみが気になる部分になじませると、汚れをすっきりと落とすことができます。【How to】
クレンジングしてメイクを落とした後、毛穴の黒ずみが気になる鼻~頬にホホバオイルを指の腹でくるくると優しくのばします。この時の使用量は3滴くらいでOK。 その後、蒸しタオル(軽く絞ったタオルを電子レンジで1分チン!)をのせて、3分ほど待ってから洗顔するだけ。入浴中に行えば、湯船で濡らして絞れば簡単に蒸しタオルが作れるし、温熱+スチーム効果でさらにクレンジング効果が見込めるため、特におすすめです。
2. メイクアップ:メイクの仕上げに乾燥対策
特に冬時期、乾燥で化粧が崩れてしまう……、ということはないですか? そんな方におすすめなのが、メイクの仕上げのホホバオイル・ハンドプレス。【How to】
メイクが完成した後、ホホバオイルを手のひらに2滴とり、手のひら全体にのばして、乾燥しやすい頬を中心にハンドプレスします。この時、ゴシゴシとこすってしまうとメイクが崩れてしまうのでNG。メイクの外側に保護膜を作るイメージで3秒ほどハンドプレスしましょう。 化粧膜の外側に保護膜ができ、外部の乾燥や肌からの水分蒸散を抑えることができるため、肌がうるおった状態をキープし、乾燥による化粧くずれを防ぐことができます。
3. ヘアケア:シャンプー前の頭皮クレンジング
頭皮がベタつく……、髪の立ち上がりが悪いな……、そんな時におすすめなのがシャンプー前の頭皮クレンジング。【How to】
入浴前、手のひらに500円玉大くらいのホホバオイルをとり、 手のひら全体ひろげ、頭皮をマッサージするようになじませます。この時、ゴシゴシとこするのではなく、指の腹でギュッ、ギュッと押してマッサージするようなイメージで行ってください。 この後は、いつもの通りシャンプーすればOKです。ホホバオイルの油分により、泡立ちが悪くなることがあれば、2度洗いしてください。1度目のシャンプーはさっとなじませて流すだけ(泡立たなくてOK)、2度目のシャンプーはきちんと泡立てて洗ってください。
4. ヘアケア:髪の静電気防止
髪が乾燥すると、髪の摩擦によって静電気が発生しがちです。せっかくセットした髪型が崩れてしまうだけでなく、髪の傷みの原因になるともいわれています。髪の静電気を防止するには「髪を乾燥させないこと」。つまり、ホホバオイルでコーティングしてあげると静電気が起きにくくなります。
【How to】
髪をセットする前(髪が乾いた状態)、ホホバオイルを手のひらに2~3滴とり(髪の長さによって調節してください)、手のひらから指の間にのばし、手ぐしで梳かすようになじませます。 この時、オイルのつけすぎに注意してください。ホホバオイルの量が多すぎると変なテカリがでてしまったり髪の立ち上がりが悪くなってしまうので、少し物足りないと感じるくらいでOK。また、頭皮につけると髪型が崩れやすくなってしまうため、「髪の毛だけにつける」ことを意識してくださいね。
5. ハンドケア:水仕事の前のうるおいコーティング
水仕事で手があれてしまうことはないですか? もちろん、水仕事の後にハンドクリームでケアをすることは重要なのですが、水仕事の前にうるおいコーティングしておくと、肌あれを予防することができます。【How to】
水仕事の前に、手のひらにホホバオイルを2~3滴とり、手のひらから手の甲になじませるだけ。この時、ささくれやすい爪の根本にもしっかりとなじませてくださいね。 ゴム手袋をするから必要ないわ!と思っている方。ゴム手袋を着用する前にもホホバオイルを塗っておくと、パック効果でゴム手袋をはずした時、より一層うるおいツヤめく手先になりますよ。
【関連記事】
・顔がこわばるのはストレスが原因?ツボとヨガでセルフケア
・朝3分でOK!顔に触らないでできる顔面むくみ解消法
・メラニンケア4つの方法! メラニンぐすみを解決
・皮膚科医直伝! 顔のテカリ知らず、美肌をつくる方法
・美白にはビタミンCとビタミンEの相乗効果を!ビタミン剤の効果・量