「お風呂でしっかり温まったのに、ベッドに入るときにはもう足が冷たい」なんて方はいらっしゃいませんか? 私自身がまさにそうでした。ベッドに入るときには足がキンキンに冷えてしまい、なかなか寝付けないなんてこともしばしば。
そんな私がここ数年愛用しているのが「冷えとり靴下」。吸湿性の高い絹の5本指靴下を履くことで冷えの原因である汗を吸収し、蒸れない重ね履きによって足元を温めてくれます。私にとって絶対に欠かせないアイテムです。
吸湿性の高い“絹”が冷え取りのポイント
冷え性改善のためにいろいろなアイテムを試していますが、「冷えとり靴下」を履くようになってから、足がポカポカの状態で気持ち良く眠りにつけるように。普段の足元の冷えも改善されてきました。
「冷えとり靴下」は、絹の5本指、綿の5本指、絹の先丸、綿の先丸の順で、最低4枚重ね履きします。足の裏や指の間は汗をかきやすい場所と言われていて、汗が蒸発するときに身体の熱も奪い冷えの原因に。そのため吸湿性、放湿性、保温性に優れた絹の5本指靴下を、肌に直接触れる1枚目に履くことが勧められています。
通常の靴下を履くと、特にお風呂上がりなどは足指の間が蒸れてしまうように感じることがあったのですが、これは足指の間までサラサラで快適です。さらに、絹と絹の間に違う素材を挟むことでより保温性が増すということで、絹と綿を交互に履きます。
半身浴の状態が続いているかのような心地よさ
「頭寒足熱」という言葉は聞いたことありますか? 文字通り、頭が涼しく足が暖かい状態で、この状態が身体にとって良い状態と言われています。露天風呂や半身浴が気持ち良いのは、まさにこの頭寒足熱の状態だからですね。これを日常的に作り出そうというのが、冷えとり靴下なのです。初めて履いたときは、本当に半身浴の状態が続いているような心地良さに感動しました。
冷え取り靴下は24時間着用することが推奨されていますが、私はお風呂上がり~起床までの主に就寝中をメインで使用しています。しかし、最近では洋服の下に着用していても違和感のないデザインも登場していますので、ワンサイズ大きいスニーカーやブーツに合わせて日中も使用できたらより効果が期待できますね。
足元が温かいと身体がとても心地よく、足が冷えているときよりも活動的に動けるような気がします。「上半身は温かくても足は冷えていることが多い」という方は、まずは就寝中だけでも取り入れてみるのがおすすめです。
DATA
841(ヤヨイ)|冷えとり靴下4足セット
素材:1,3枚目絹100%/2枚目ウール100% / 4枚目メリノウール85%、ナイロン15%
サイズ:レディース用M(21~24)、メンズ用M(24~27)