今回はこんな質問が届きました
「メガネを外してメイクをするとチグハグな印象に……。よく目が見えない状態でメイクをするには?」
Q. メガネを外した状態でメイクし、メガネを装着するとチグハグな感じに……。どこに気をつければいいでしょうか? それとコンタクトを使いたくない日、メガネをかけたい日、よく見えない状態でメイクするコツを教えてください。アドバイスお願いします。(40代・会社員))
A. まずはメガネのフレームラインと眉のバランスをチエック!
メガネは顔の横にラインを作ります。だからいちばんのポイントになるのが眉。眉とメガネのフレームのバランスが大事。離れ過ぎていたり、カーブが違ったりするとチグハグに見えるんですね。ほら、例えば『大阪の食い倒れ人形』を思い出して。丸いメガネとストレート眉。フレームと眉のラインが違うので、なんだかチグハグに見えるでしょ? しかも眉が動くとその差が顕著になってよりコミカルに。こんな風になっていませんか?
そもそもなのですが、メガネを選ぶとき、自分の眉と合うデザインを選ぶってことが実は大きなポイントなんですよね。新しいメガネを買うときは、普段しているメイクで買いに行きましょう。骨格や普段のメイクとバランスのあったフレームを選べば、まず違和感は生まれないはずですから。ただ、問題はすでにメガネを買ってしまってる場合ですね~。
眉とメガネの間隔、フレームの形を合わせれば失敗知らず!
見直すポイントは先ほどもお話しましたが、まず眉。眉がメガネに対して離れ過ぎていると少々わざとらしく、チグハグに見えてしまいます。眉メイクをする際は、メガネのフレームのラインに合わせるようにしてカーブを調整するといいですよ。眉とフレームの間隔が離れている人は、少し太くして近づけることを意識してメイクをしましょう。そして、これも以前お話したのですが、メガネは存在感が出る。メガネ自体がアイメイクになるんです。だから、メイクは色みを少し抑えたり盛り過ぎたりしないほうがいいですね。そして、メガネメイクは、まつげやアイライン、マスカラなどの黒を効かせるといい!
カールでもマスカラでも!似合うまつげメイクで黒のラインを意識
メガネをかけると、基本目が小さく見えてしまいます。なので、特に意識してほしいのがまつげ。ビューラーでカールするのでもよし、マスカラで存在感を出すのでもいいので、黒をちゃんと効かせましょう。アイラインより強くなり過ぎず、それでいてさりげなく目の”黒”を際だたせてくれますよ。メガネメイクのときは、ぜひ、まつげを意識して!さらにアイメイクはシンプルに、口元にポイントを持ってくるとカジュアルでもきちんとした印象になります。唇の輪郭をリップライナーでなめらかに整えるだけでも違うので口元のメイクは少し丁寧に。
メガネを外してメイクするときは拡大鏡を使う
それと、メガネを外した状態でよく見えないままメイクしていませんか? 見えないからバランスが悪くなるのかなぁって思ったんだけど、どうでしょう? メイクするときは拡大鏡を使うといいですよ。私も40代半ばぐらいから、老眼が来たな~って、思ったときから『拡大鏡』を愛用しています。私が使っているのは10倍の拡大鏡ですが、まつげのキワまでよく見えるからメイクががぜん、やりやすくなります。まず、10倍でポイントメイクして、腕1本分伸ばして、普通の鏡で顔全体を見ます。はい、“木を見て森も見る”です。
拡大鏡だけでもダメで、普通の鏡とふたつあると、ほどよいバランスにメイクが出来ます。大人の女優さんは拡大鏡を使ってますよ。近くで見て、遠くで見て。メガネかけてバランスを見ながらメイクして、似合うメイクを見つけてください!
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山本浩未さん プロフィール
さまざまなメディアで大人気のヘア&メイクアップアーティスト。取り入れやすいメイクテクが、幅広い年代の女性に支持される秘密。
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