毎日の野菜・フルーツレシピ

パプリカの効果的な食べ方……ビタミンで美肌栄養を補給レシピ2品!

今回はパプリカの栄養情報と、パプリカを手軽においしくいただける、効果的な食べ方・レシピを2つ紹介させていただこうと思います。パプリカと言えば美肌。美肌と言えばパプリカ。パプリカには美肌づくりには欠かせない栄養素がたんまりと含まれています。

江戸野 陽子

執筆者:江戸野 陽子

毎日の野菜・フルーツレシピガイド

パプリカの効果的な食べ方……ビタミンで美肌栄養を補給レシピ2品!

カテゴリー:汁物・スープ・鍋スープ

パプリカの効果的な食べ方レシピ2品

パプリカには美肌ビタミンと呼ばれている3つのビタミン、ビタミンA・C・Eが含まれています。それぞれを簡単に解説しましょう。
  • ビタミンA(βカロテン):高い抗酸化作用があり、生活習慣病の予防はもちろん、皮膚や粘膜を丈夫に保ち、肌荒れなどを予防する効果があります。赤やオレンジのパプリカに多く含まれています。
  • ビタミンC:メラニン色素の生成を抑制し、コラーゲン合成にも関わる栄養です。シミやソバカスを予防する効能や、ハリのある肌をつくるのに有効です。レモンの倍以上のビタミンC量を含み、1個で1日の必要量を賄えるほどです。ちなみに色によって含まれる量に差があるのですが、赤・橙・黄の順に多いです。
  • ビタミンE:若返りのビタミンとも呼ばれるビタミンEですが、実はパプリカにも多く含まれています。末梢神経を広げ血行を良くする効能や、血中のコレステロールの酸化を防いでくれます。

他にも機能性成分(フィトケミカル)と呼ばれる成分で、フラボノイドカプサイチンリコピンなどの美肌つくりを助けてくれる成分を持っています。

これだけ有用な成分があるパプリカですが、水に溶けやすく、加熱で成分が損なわれやすいので、生でそのまま食べたり、煮汁ごと食べられるスープ煮にしたりするのがおすすめです。ここでは2色のパプリカ+たまねぎで、2品紹介したいと思います。
  1. パプリカとツナの和え物:パプリカの味とツナの塩気がマッチして、止まらない病みつきの味に仕上がっています。
  2. パプリカだけスープ:パプリカをメインに、素材の甘みと旨みだけで作ったスープです。少ない素材なのに、びっくりするほど旨みが引き出されています。

パプリカの美肌レシピの材料(2人分)

パプリカのツナ和え
パプリカ1個
たまねぎ1/8個
ツナの缶詰1缶
小さじ1/2
ブラックペッパー少々
ブロッコリースプラウト適宜(飾り)
パプリカだけスープ
パプリカ1個
たまねぎ1/2個
セロリ葉1本分
2カップ
オリーブオイル大さじ1
小さじ1/2
きび砂糖小さじ1
パプリカは2色用意して、それぞれ半分ずつ使っています。

パプリカの美肌レシピの作り方・手順

パプリカのツナ和え

1パプリカを細切りにする

パプリカを半分に切り、ヘタと種を取り除く。横半分に切り、細切りにしたらボウルに入れて、塩を加えてもみこみ5分ほど置いておく。<br />
たまねぎはスライスする。
パプリカを半分に切り、ヘタと種を取り除く。横半分に切り、細切りにしたらボウルに入れて、塩を加えてもみこみ5分ほど置いておく。
たまねぎはスライスする。

2和える

パプリカを絞って余分な水分を出したら、スライスオニオンとツナ缶を加えて和える。
パプリカを絞って余分な水分を出したら、スライスオニオンとツナ缶を加えて和える。

3できあがり

器にもりつけ、お好みでブラックペッパーとスプラウトを飾る。パプリカのシャキシャキ感とツナがいい具合に合わさって、止まらない味に!
器にもりつけ、お好みでブラックペッパーとスプラウトを飾る。パプリカのシャキシャキ感とツナがいい具合に合わさって、止まらない味に!

パプリカだけスープ

4パプリカを粗いみじん切りにする

パプリカを半分に切り、ヘタと種を取り除く。パプリカとたまねぎを粗いみじん切りにする。<br />
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パプリカを半分に切り、ヘタと種を取り除く。パプリカとたまねぎを粗いみじん切りにする。
 

5スープ煮にする

鍋にオリーブオイル・パプリカ・たまねぎを入れ、中火で全体にオイルが行き渡るよう炒めたら、水とセロリの葉を加える。沸騰直前で火を弱め、塩・きび砂糖を加えたら蓋をして15分ほどコトコト煮込む。
鍋にオリーブオイル・パプリカ・たまねぎを入れ、中火で全体にオイルが行き渡るよう炒めたら、水とセロリの葉を加える。沸騰直前で火を弱め、塩・きび砂糖を加えたら蓋をして15分ほどコトコト煮込む。

6できあがり

セロリの葉は取り除き、器にもりつけてできあがり。パプリカの甘さがスープにしっかりと出ていて、野菜だけなのに滋養深い味わいに!
セロリの葉は取り除き、器にもりつけてできあがり。パプリカの甘さがスープにしっかりと出ていて、野菜だけなのに滋養深い味わいに!
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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