バジリコパスタ ジェノヴェーゼのレシピ!
もう日本でもすっかりおなじみのジェノヴェーゼ。バジリコをふんだんに使い、松の実、アンチョビ、ニンニクをペースト状にしたこのジェノヴェーゼソース(バジルソース)は、リグーリア州の郷土料理。でもイタリア全土で愛されています。 イタリアではまだ乳鉢で丹念にソース仕立てにしますが、フードプロセッサーなどを使えば簡単にペースト状にできますので、今回はそちらの方法でご紹介します。ベースソースは冷凍保存も可能ですので、多めに作って活用しましょう!
パスタ ジェノヴェーゼの材料(2人分)
ジェノヴェーゼベースソースの材料 | |
バジル | 40g |
---|---|
松の実 | 20g |
アンチョビ | 5~7g(3尾位) ※ペーストでも可 |
ニンニク | 1片 |
エクストラバージンオリーブオイル | 70cc |
バジリコのパスタ | |
パルミジャーノチーズ | 大さじ2杯 |
---|---|
ペコリーノチーズ | 大さじ2杯 ※パルミジャーノで代用可 |
エクストラバージンオリーブオイル | 大さじ1杯 |
リングイネ | 200g |
パスタ ジェノヴェーゼの作り方・手順
パスタ・ジェノヴェーゼの作り方
1:松の実を煎る
松の実をフライパンで軽く煎る。
2:ベースソースの材料をフードプロセッサーの容器に入れる
ジェノヴェーゼソースを作る。フードプロセッサーならびにバーミックスなどの容器に、松の実、アンチョビ、芯を取り除いたニンニク、バジリコの葉を入れる。バジリコは茎の部分を入れず、葉の部分だけを使用すること。 ※フードプロセッサーがない場合は、すり鉢を使用してもOK。バジリコの風味を損なわないよう、細かく手でちぎってすり鉢に入れる
3:オリーブオイルを入れ攪拌する
2にオリーブオイルを入れ撹拌し、ペースト状にする。この段階で、冷凍保存ができるベースソースです。
4:ベースソースをとりわけて残りは保存に
3のペーストを大さじ2杯のみ大きなボウルに移し、他は瓶などに入れて保存する。
ベースソースは冷蔵・冷凍保存が可能です。瓶詰めにした段階で、ペーストにフタをするように表面だけオリーブオイルを注ぎ入れてください。チーズの風味がなくなってしまうため、チーズを入れた状態で保存しないでください。保存期間は、冷蔵の場合、冬場1週間、夏場3~4日間を目安に。冷凍は1ヶ月を目安に。いずれも、食べる前に表面にカビなどが生えていないか、チェックしてください。5:チーズを入れてペースト状にし、茹でたバスタと混ぜ合わせる
4のボウルに、すりおろしたパルミジャーノとペコリーノチーズを入れ、オリーブオイルを加えて、ペースト状にする。アルデンテに塩茹でしたパスタを入れ、オリーブオイル大さじ1杯とパスタのゆで汁大さじ2杯を加え、手早く混ぜ合わせて、お皿に盛る。
ガイドのワンポイントアドバイス
ニンニクの量が多いと感じられた場合は、好みの量に調整してください。保存したベースソースは、グリルした野菜やお肉にかけるだけでも美味しく頂けます。また、トマトとモッツァレラチーズのスライスにかけて、カプレーゼのアレンジにも利用できる万能ソースです。最近、家庭菜園でバジリコを育てている方を多く見かけます。たくさんの収穫の恵みを無駄にしないバジリコソースのジェノヴェーゼでお楽しみ下さい!
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。